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墓石に敷く砂利の選び方とお手入れ方法

墓地やお墓の周りに砂利を敷くことで、お墓を清潔に保ち、草花を植えたり、お墓参りの際に足元が汚れるのを防ぐことができます。

しかし、種類や選び方によっては、逆に清潔感を損ねてしまうことも。そこで本記事では、お墓に敷く砂利の選び方とお手入れ方法について紹介します。

砂利の種類には玉砂利や砕石、バラスなど様々ありますが、それぞれの特徴や価格帯を把握し、目的に合わせた選び方をすることが大切です。また、砂利を敷く際の量の目安や、雑草対策、メンテナンスについても解説します。

墓地やお墓に砂利を敷く目的

墓地やお墓に砂利を敷く目的には、いくつかの理由が挙げられます。まず、景観が良くなるということがあります。砂利を敷くことによって、雨が降ったときに水たまりを発生させずらくなるので、お墓に清潔感を与えます。

また、砂利を敷くことで土のままの状態よりも見栄えが良くなることがあります。さらに、雑草が生えにくい、生えている雑草の草抜きが簡単にできるメリットがあります。

水がよくはけるので、土にぬかるみができにくくなるという効果もあります。雨が降ったときに、泥水が飛び散りにくくなるので、墓石についた泥を掃除する手間を省くことができ、手入れの負担を軽減することができます。

お墓周りに敷く砂利の種類

玉砂利や砕石、砂利の違いと特徴

お墓周りに敷く砂利には、主に3種類あります。一つ目は、玉砂利です。玉砂利は庭や外構に敷く小さい石のことで、白や黒、五色石といった種類があり、日本伝統の寸法規格に沿って三分・五分・八分などのサイズがあります。

色が白い玉砂利は、お墓の周りによく使われています。白い砂利が敷き詰められたお墓は、清潔感があって落ち着いた印象を与えます。二つ目は、砕石です。

サイズがバラバラで、色も黒やグレーなど様々あります。砕石は自然な風合いがあり、力強さを感じさせます。三つ目は、砂利で、バラスやオリーブ石などの色のないものが一般的です。

砂利は、小石の形状が均一で、すべすべとした質感が特徴的です。砂利の中には、水を吸収して植物が根付くようにしたものもあります。

雑草対策にはバラス

バラスは、天然素材で植物が必要とする栄養素を含み、雑草の生育を阻害する効果があるとされています。雑草対策には、土壌にバラスを施すことが有効です。

バラスを散布することで、雑草の根の成長を妨げられます。また、バラスは土壌を保水する効果もあります。

お墓周りにおしゃれな砂利

お墓周りにおしゃれな砂利を敷くことで、お墓の雰囲気が一変し、見た目が格段に良くなります。お墓周りの砂利は、白、ブラウン、ベージュ、レッド、黒、グレー、イエローなど、様々な色があります。

特に、白の庭砂利は洋風、和風、モダンなど、どんな雰囲気のお墓にもマッチするとされています。また、砂利を敷くことによって雑草が生えにくくなり、水はけがよくなるため、ぬかるみができにくくなります。

砂利の敷き方によっては、墓石に泥が飛び散りにくくなるため、清掃の手間も省くことができます。砂利の種類としては、玉砂利、砕石、青砕石などがあり、それぞれの特徴が異なります。

玉砂利や砕石、砂利の種類ごとの価格帯

玉砂利の種類は、白玉砂利、黒玉砂利、大磯、五色石、新那智黒石などがあります。砂利の種類は、青砂利、赤玉石、石灰石などがあります。砕石は、石灰石、花崗岩、安山岩などがあります。

価格帯については、玉砂利の場合は、人気の白玉砂利は20kgあたり1,800円~2,500円前後が相場であり、昔から利用されてきた大磯は20kgあたり2,000円~2,500円、五色石は20kgあたり2,200円~2,400円、新那智黒石のように磨かれた種類は20kgあたり4,000円程度となっています。

砂利の場合は種類によって異なり、20kgあたり1000円前後から20kgあたりあたり5000円程度のものまであります。

砕石の場合は、1立方メートルあたり300円程度から始まり、規模によっては数十万円にもなることがあります。また、販売店や地域によっても価格帯は異なるため、比較検討が必要です。

砂利や砕石は、庭や駐車場などの敷地の装飾や整備に使用されることが多く、使い方や量、費用を考えて選ぶことが大切です。

墓地やお墓に砂利を敷く方法

まず、砂利を敷く場所の土を深さ5cm以上取り除き、地面を平らに整地して固めます。次に、除草シートを敷くことをおすすめします。砂利を置いてしまうと、砂利が土に埋もれてしまうため、シートがあると安心です。

そして、砂利を均等に広げてしっかり敷き詰めます。砂利を敷く前には、お墓周りの掃除や草取りが必要です。敷き詰めた砂利は、日光や雨風によって劣化してしまいます。

そのため、時々手入れが必要です。砂利が土に埋もれてしまった場合は、砂利を掬って洗ってから敷き直す必要があります。

また、防草シートを使うと除草効果があるので、併せて使用することがおすすめです。必要な砂利の量は、お墓の面積(㎡)×砂利の厚み×20で算出されます。 ご自分で砂利を敷く場合は、まずは計算して必要量を購入しましょう。

お墓に敷く砂利の量の目安

砂利の種類や粒の大きさによって必要な厚みが変わるため、小さな砂利であれば地面からの厚みが2cm~3cmでも土の部分が見える心配はないですが、粒が大きい3~5cmの砂利を使用する場合は、厚みが浅いと隙間が生じやすく、土の部分が見える可能性があります。

一般的には、必要な砂利の量は、面積(1㎡)×厚み(㎝)×20=必要な砂利の量(kg)で計算されます。砂利の厚みは、4cm~10cm程度が一般的ですが、お好みや予算に合わせて決めることができます。

お墓1基あたり30kg〜100kg程度の砂利を敷くのが一般的です。

お墓周りの砂利のメンテナンス・お手入れ方法

お墓周りの砂利をきれいに保つためには、定期的なメンテナンスが必要です。まずは、砂利を敷く場所の周りにある土を深さ5cm以上取り除き、地面を平らに固めます。

その後、除草シートを敷き、砂利を均等に広げて敷きます。 砂利を敷いた墓地のメンテナンスは、敷き方や年月によって見た目が悪くなります。

5年から10年くらいでメンテナンスが必要ですが、お墓の環境によって期間がが前後します。砂利に苔が生える場合は、専門業者に依頼してメンテナンスを行うのが良いでしょう。

また、雑草の対策としては、定期的に草むしりを行い、砂利の間から生えてくる雑草を取り除くことが重要です。 さらに、砂利を敷く際には、必要となる砂利の量を事前に計算し、目分量で用意してしまうことを避けることが大切です。

砂利敷きの依頼を専門の業者にする場合は、施工費用や搬入費用、砂利石代が必要になるため、事前に相場を確認し、十分な費用を準備するようにしましょう。

砂利の購入場所

ホームセンターや建材屋、インターネットなどがあります。ホームセンターは誰でも気軽に訪れることができ、砂利の他にも工具やガーデン用品なども取り揃えています。

また、大型ショッピングモールの中に店を構えていることも多く、別の買い物のついでに購入することもできます。一方で、砂利の値段は種類によって異なり、大量購入する場合はホームセンターよりも建材屋の方が良い場合があります。

お墓の砂利についてよくある質問

お墓周りに敷く砂利の種類を教えてください

玉砂利、砂利、砕石があります。それぞれ特徴が異なり、玉砂利は水を通しやすく、砕石は強度があり水はけもよく、砂利のバラスは軽量で雑草対策に最適です。

お墓に敷く砂利の量の目安を教えてください

一般的には、必要な砂利の量は、面積(1平方メートル)×厚み(㎝)×20=必要な砂利の量(kg)で計算されます。 お墓1基あたり30kg〜100kg程度の砂利を敷くのが一般的です。

砂利の購入場所を教えてください

ホームセンターや建材屋、インターネットなどがあります。ホームセンターは誰でも気軽に訪れることができ、砂利の他にも工具やガーデン用品なども取り揃えています。

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