マンション型のお墓を購入するメリットと気を付けべき注意点

現在、都市部で普及しているマンション型のお墓。この記事では、マンション型のお墓を選ぶメリット、デメリットと注意点を解説します。

また、マンション型のお墓の選び方も記載していますので、迷っている方は是非この記事を読み参考にしてください。

マンション型のお墓について

マンション型のお墓とは何か

マンション型のお墓とは、自動搬送機能のついた納骨堂のことで、正式名は自動搬送式納骨堂と言います。

ビル型納骨堂やマンション型納骨堂とも呼ばれ、外観はマンションのようになっており、屋内で遺骨や骨壺を収めることができます。

マンション型のお墓は、永代供養つきや、ペット納骨可能など、さまざまなプランがあります。

マンション型のお墓の特徴

マンション型のお墓は外観の特徴だけでなく、都市部で好立地な場所に建てられていることが多いといった特徴があります。

また、参拝室、休憩室、法要施設などの設備も整っていたり、バリアフリーであることが多い傾向にあります。

お参りする際は、共有用のお墓が付いた参拝ブースに参拝カードをかざすことで遺骨が入った厨子が参拝ブースに運ばれてくる仕組みとなっています。

そのため、遺骨の入った厨子に直接、参拝できる仕組みとなっています。

また、共有用のお墓は線香が用意去れていたり、お花も飾られているため、手ぶらせ参拝できるといった特徴もあります。

マンション型のお墓のメリットとデメリットについて

マンション型のお墓のメリット

マンション型のお墓には、多くのメリットがあります。

屋内でお参りができるので、季節や天候を気にせずに快適にお参りすることができます。

また、お墓参りに必要な用品を持参する必要がないため、手ぶらでのお参りが可能です。

さらに、費用が抑えられることもメリットの一つです。都心部に多く設置されており、交通アクセスが良いのも魅力の一つです。

施設自体も高級感があるため、心地よい空間でお参りができます。

マンション型のお墓のデメリット

デメリットとしては、機械の不具合や停電に弱いということが挙げられます。

また、お墓参りのシーズンには混み合うことが予想されます。共有用の参拝ブースが少ない場合、混んでしまった場合、お参りがゆっくりできない、お参りするのに時間がかかることもあります。

そのほかにも、管理費も設備の金相で比較的高額であるケースが多いです。

マンション型のお墓の費用について

マンション型のお墓の初期費用

初期費用は、安いプランであれば80～100万円程度が相場です。

しかし、参拝ブースグレード、室内のグレードをあげる場合は200万円以上かかる場合もあります。多くの場合、参拝ブースが1階から2階、3階になると費用が上がります。

ハイグレードなプランにすると、デザインに高級感がある参拝スペースやホールなどがある場合もあり、その場合の初期費用は300万円以上になることもあります。

一般的なお墓と比較すると、マンション型のお墓は費用が高めであり、建物が老朽化のメンテナンスを考慮して費用が高い傾向にあります。

マンション型のお墓の維持管理費の相場

マンション型のお墓の維持管理費の相場は、年間管理費が1万円から2万円程度です。

ただし、マンション型のお墓のグレードやプランによって維持管理費が異なるため、2万円以上するマンション型のお墓もあります。

マンション型のお墓の注意点

安価な初期費用の場合、使用料のみで、永代供養料が含まれていない場合もあります。

また、初期費用が安くても維持管理費が高額になることがあります。

維持管理費が高額な場合、あとあと家族の負担になってしまう場合があるので、維持管理費を支払いつづけられるか一度、考える必要があります。

ほかにも、マンション型のお墓では使用期限が設けられることがあるため、注意が必要です。

期限が切れた場合、お墓の管理者によって骨壺が別の場所に移されることがあります。そのため、期限について事前に確認し、延長が可能かどうかも確認することが大切です。

また、マンション型のお墓は機械で遺骨が入った厨子が運ばれてくるなど、コンピューターで制御されているため、故障の可能性があることも注意が必要です。

故障が発生した場合、修理期間中は参拝できない可能性もあります。

最後に、マンション型のお墓は墓地や寺院と異なり、参拝ブースを共有で使用するため、他の家族とトラブルが起きる可能性があります。

そのため、お墓の使用ルールやマナーについて事前に確認し、守ることが大切です。

マンション型のお墓を選ぶポイント

価格の確認

マンション型のお墓の価格は、80～100万円程度が相場です。ただし、プランをグレードアップすると、200万円以上かかる場合もあるため、自分の予算に合わせた選択が必要です。

立地の確認

いつでもお参りができるように、アクセスしやすい立地を選ぶことが重要です。また、複数の家族がいる場合は、それぞれのアクセス事情を考えて皆が行きやすい場所を選択することも大切です。

安置期限の確認

マンション型のお墓では、期限付きの場合や、管理費の支払いが滞ると他の遺骨と一緒に移されることがあります。

そのため、管理費を支払いつづけられるか、期限の延長ができるか確認する必要があります。

デザインの確認

マンション型のお墓には、デザインに高級感があるものもあります。自分の好みに合わせたお墓を選ぶことが大切です。

設備やサービスの確認

マンション型のお墓は、清掃や花の手配などのサービスが付いている場合もあります。また、休憩室なども用意されている場合やバリアフリーとなっている場合もあります。

家族の事情に合わせた、設備を選ぶことが大切です。

マンション型のお墓でよくある質問

マンション型のお墓とはなんですか

マンション型のお墓とは、自動搬送機能のついた納骨堂のことで、正式名は自動搬送式納骨堂と言います。

ビル型納骨堂やマンション型納骨堂とも呼ばれ、外観はマンションのようになっており、屋内で遺骨や骨壺を収めることができます。

マンション型のお墓の費用の相場を教えてください

初期費用は、安いプランであれば80～100万円程度が相場です。

しかし、参拝ブースグレード、室内のグレードをあげる場合は200万円以上かかる場合もあります。多くの場合、参拝ブースが1階から2階、3階になると費用が上がります。

ハイグレードなプランにすると、デザインに高級感がある参拝スペースやホールなどがある場合もあり、その場合の初期費用は300万円以上になることもあります。

マンション型のお墓の維持管理費の相場を教えてください

マンション型のお墓の維持管理費の相場は、年間管理費が1万円から2万円程度です。

ただし、マンション型のお墓のグレードやプランによって維持管理費が異なるため、2万円以上するマンション型のお墓もあります。