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葬儀場の種類と費用相場や選ぶ際のポイントを解説

葬儀には様々な形態があり、それに応じて様々な費用がかかります。

この記事では、葬儀場の種類と費用相場、さらには選ぶ際のポイントについて解説します。

まずは斎場について知り、公営斎場、民営斎場、自宅葬、ホテル葬、自治体や地域の施設(斎場)のそれぞれの特徴を把握しましょう。

この記事を読むことで、葬儀場の選び方や費用相場について理解が深まり、葬儀の準備に役立ちますのでぜひ参考にしてください。

斎場について知る

斎場とは何か

斎場とは、葬儀を行うための施設のことを指します。

一般的には、式場や葬儀場と呼ばれることもありますが、斎場という呼び名は宗教的な儀式を行う場所を指す言葉から来ています。

斎場は、通夜や告別式、葬儀式など人の死を弔うための場所で施設によってはセレモニーホールやメモリアルホールと呼ばれます。

斎場で行われることについて知る

斎場は、通夜や告別式が行われる場所であり、火葬も行われる場合があります。

斎場では、葬儀に必要な物や僧侶の手配などが葬儀業者を通じて準備されます。また、ご遺体を安置する霊安室や遺族・親族向けの控え室も用意されています。

斎場で火葬を行った場合には、火葬許可証を提出し、火葬証明を受け取ることができます。火葬証明は、後日、火葬許可証として使われることもあります。

通夜や告別式は、斎場で行われることが多く、葬儀業者に依頼することで、斎場や僧侶の手配や式に必要な準備を任せることができます。

これは、遺族が親戚やご近所の協力を得られなくても、斎場で式が滞りなく行えることをさします。

また、仏式の葬儀後に行われる法要には、忌日法要・月忌法要・年忌法要の3種類があり、それぞれの法要が示すものは異なります。斎場での法要も行われることがあります。

葬儀場の種類と特徴について知る

公営斎場の特徴

公営斎場は、地方自治体が管理する斎場であり、葬儀を行うための式場と火葬施設が一体化していることが特徴です。

公営斎場は、地域住民が利用しやすく、費用が民間斎場に比べて安価であることが多いです。

また、霊安室が併設されていることが多く、自宅での安置が難しい場合は利用することもできます。

一方、民間斎場に比べると、公営斎場は演出面にはあまり柔軟に対応してくれないことがあります。

しかし、地域や斎場によっては、お葬式のための様々なアレンジや特殊装置が用意されている場合もあるため、事前に確認してみることが大切です。

また、公営斎場の予約がいっぱいで予約を取るのが困難であることがあります。そのため、公営斎場を利用する場合は、早めの手配が必要となる場合があります。

民営斎場の特徴

民営斎場は、民間企業や民間団体が運営する斎場です。

公営斎場と比較すると、施設数が多いので希望の施設を予約しやすいです。

また、設備やサービスが充実しており、予算に応じたプランが用意されている場合もあります。

ほかにも、公営斎場よりも希望する要望に対応してくれたりする場合があります。

利用者の宗旨・宗派は問われず、葬儀社が経営している場、斎場で葬儀ができる葬儀社は基本的に限定されてます。

 また、斎場名は〇〇セレモニーホール、〇〇会館など多岐に渡ります。

料金は場所やサービスによって異なりますが、一般的には公営斎場よりも割高です。

ただし、葬儀社が経営している斎場によっては費用が安い場合もあります。

自宅葬の特徴

自宅葬とは、故人の自宅で行う葬儀のことです。

自宅でおこなうため、ある程度自由な葬儀を行えるのが特徴です。

ホテル葬の特徴

ホテル葬とは、家族や親戚だけで行う家族葬の後に、ホテルを会場として行うお別れ会のことを指します。

ホテルによっては、利用規定があるため、喪服や焼香、読経、遺体(遺骨)の制限がある場合もあります

自治体や地域の施設(斎場)の特徴

自治体や地域の施設(斎場)を、葬儀場として利用できる場合があります。

おもに公民館やマンションの集会場などです。

地域の人々に集まって見送られることができるので、現在でも自治体や地域の施設で葬儀をおこなう人も多いです。

葬儀場と葬儀社と火葬場の違い

葬儀場と葬儀社の違いについて知る

葬儀場と葬儀社は、どちらも葬儀に関わる場所や事業者ですが、それぞれの役割や特徴には違いがあります。

まず、葬儀場は、通夜や葬儀、告別式を執り行うための施設であり、故人や遺族の気持ちに寄り添った式場や斎場が用意されています。

また、公営や民間企業が運営しており、それぞれの特徴によって料金や設備が異なります。

一方、葬儀社は、葬儀に関する業務を行う事業者です。遺族の要望に応じた葬儀プランの提案や手配、お通夜やお葬式の司会進行、参列者の案内など、葬儀におけるトータルサポートを行っています。

葬儀社は、葬儀場を提携している場合があり、その場合は葬儀社が葬儀プランを提案し、遺族が葬儀場を選択することができます。

簡単にまとめると、葬儀場は式場を提供する施設であり、葬儀社は葬儀の手配や進行をサポートする事業者です。

遺族の希望や予算、葬儀の形態に合わせて、それぞれ選択することができます。

葬儀場と火葬場の違い

葬儀場は通夜や告別式などの儀式を行う場所であり、火葬場は故人を火葬して骨壺に納める場所です。

自宅葬と公営斎場・民営斎場のメリット・デメリット

公営斎場を利用するメリット・デメリット

公営斎場を利用するメリットは、価格が比較的安く、火葬場が併設されているため利便性が高い点があります。

また、お通夜・告別式・火葬・収骨まで車移動なく1か所で行える点も利点の一つです。

ただし、デメリットとして、公営斎場はアクセスがしにくい場所にあること、民間斎場に比べて設備が充実していなかったりすることがあります。

また、火葬場を併設しているため、出入りが多く全体的に落ち着いた雰囲気から離れている傾向があります。

そのため、故人を落ち着いて見送りたい方には適さない場合があります。

ほかにも、公営斎場付近の地域に住んでいない場合は、予約できないということもあります。

民営斎場を利用するメリット・デメリット

民営斎場を利用するメリットは、数が多く希望日時の融通が利くため、予約も取りやすいことや設備が整っていることが挙げられます。

また、会場に宿泊スペースが併設されている場合は、通夜式後に宿泊することも可能です。

一方、デメリットとしては、公営斎場に比べて費用が高めになることや、宗教の対応範囲が施設により異なることが挙げられます。

自宅葬をするメリット・デメリット

自宅葬のメリットのひとつとして、式場を借りる会場費用がかからないことが挙げられます。

葬儀会館や斎場で行う場合と比較して費用が安くなるわけではありませんが、自宅でするのであれば式場などの会場費用はかかりません。

また、ご家族や親しい人たちだけで葬儀を行うことができ、会食費用を抑えることもできます。

ただし、デメリットとして自宅葬では、自宅の中のプライベートな面を参列者や僧侶の目に触れてしまうことです。

そのため、自宅内を整理整頓したりする必要があります。

そのほかにも、自宅葬をするには自宅で一定のスペースが必要であり、住居環境によっては自宅葬を行うことができない場合もあります。

ホテル葬をするメリットとデメリット

ホテル葬とは、葬儀をホテル内で行う方法です。交通の便が良く、アクセスしやすい場所で開催することができるため、利便性が高く、多くの人々から支持を受けています。

また、遠方からの参列者に対して宿泊可能な施設を提供できるため、出席者の負担を軽減することができます。

しかし、ホテル葬のデメリットとしては、費用が高額となることがあります。

また、看板表示に制限があるため、告知が行いづらくなる場合があります。

以上のように、ホテル葬にはメリットとデメリットがありますので、遺族や会社の意向に沿って式を実施することができるのか、事前に充分な確認が必要です。

自治体や地域の施設(斎場)のメリット・デメリット

自治体や地域の施設(斎場)を利用するメリットとして、料金が安い:自治体や地域の施設は、民間の葬儀場に比べて料金が安く抑えられています。

また、自治体や地域の施設は、地元の人々が利用することが多いため、近所にあることが多く、アクセスがしやすいこと、近所の方も参列しやすいというメリットもあります。

しかし、デメリットとしてその地域にすんでいる方しか利用できない場合や、場所が限られることがあります。また、混雑している場合は利用できないこともあります。

斎場の選び方と費用相場について知る

複数の選択肢がある斎場の選び方

斎場の選び方には、まず立地条件が重要です。

また、斎場の周辺環境には、駐車場や宿泊施設の有無なども考慮しましょう。

また、設備については、霊安室の有無、会食を行えるか、宿泊可能か、火葬場が併設されているのかなどを確認することが大切です。

家族葬の場合は、家族が集まりやすい場所を選ぶことが重要です。また、規模に合った斎場を選び、家族が落ち着いて送り出せる環境が整っているかを確認しましょう。

以上のように、斎場を選ぶ際には、立地条件や設備、葬儀の規模などを考慮し、適切な斎場を選ぶことが大切です。

斎場の費用相場

公営斎場の費用相場

費用の相場は、シンプルなプランで約200,000円~400,000円程度であり、豪華な花祭壇や参列人数が多い場合には1,000,000円を超えることもあるとされています。

ただし、公営斎場の費用相場は、運営する市区町村によって異なります。また、火葬場が併設されていない場合や、通夜などの時間帯によっても費用が異なることがあります。

民営斎場の費用相場

民間斎場での葬儀費用は、規模によって大きく異なります。

非常にシンプルなプランでは20万円から40万円ほどから用意されていることが多く、参列者の多い大規模な葬儀では100万円から150万円以上と高額になることがあります。

自宅葬の費用相場

自宅葬は、通夜、告別式、火葬など全て含めると100万円前後必要になると言われていますが、自宅葬を提供する葬儀仲介業者のプランは40万円~60万円前後が一般的と言われています。

なお、自宅葬の費用は、地域によって異なる場合があるため、事前に葬儀社に確認すると良いでしょう。

ホテル葬の費用相場

ホテル葬は100万円前後が一般的な金額となっています。

また、参列者が増えれば費用も高くなるため、予算を抑えたい人よりも、予算をかけてでもより多くの人に故人を偲んでもらいたい人におすすめのスタイルと言えます。

自治体や地域の施設(斎場)の費用相場

自治体や地域の施設(斎場)の費用相場は、50万円前後です。ただし、葬儀の種類や参列者の人数によっては100万~200万円が必要となる場合もあります。

葬儀場の種類でよくある質問

葬儀場とは何ですか

葬儀場とは、葬儀を執り行うための施設のことで、遺体を安置したり、葬儀を行う式場として利用されます。一般的には、斎場と呼ばれることが多いです。

自宅葬とはどのようなものですか

自宅葬とは、故人を自宅に安置し、家族や親族で葬儀を行うことです。斎場を借りなくても良いため費用が抑えられることがメリットです。

斎場の選び方にはどのようなポイントがありますか

斎場の選び方には、立地や広さ、設備、費用などがあります。また、人数や宗教によっても選択が異なる場合があります。

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