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永代供養墓と納骨堂を比較!特徴・費用の違いを解説

最近、「永代供養」という供養方法が人々の関心を集めるようになってきました。永代供養をおこなうお墓のことを「永代供養墓」と呼びますが、それと並んで紹介されることが多いのが「納骨堂」と呼ばれる施設です。納骨堂は厳密には永代供養墓ではありませんが、永代供養ができる納骨堂が増えてきたため、「納骨堂は永代供養墓である」と勘違いする人もいます。

今回は永代供養墓と納骨堂の違いを、特徴やメリット・デメリット、費用の面で比較しながら解説していきます。それぞれにどんな種類・タイプがあるかも確認するので、参考にしてください。

この記事はこんな人にオススメ!
  • 永代供養墓と納骨堂の特徴や費用の違いが知りたい
  • 永代供養と納骨堂の違いを知って、永代供養の施設選びに役立てたい
  • 永代供養墓、納骨堂がそれぞれどんな人に向いているかを知りたい

永代供養の概要

永代供養とは、ご遺骨の供養・管理を、寺院や霊園といった施設側が永代にわたっておこなってくれる供養方法のことです。費用を「一式料金」としてまとめて払うことで、納骨後の供養・管理のほとんどを施設に任せることができます。

永代供養は従来のお墓の制度とは異なる点が多いものの、利用者の負担を減らせる可能性を秘めています。

社会の変化によって永代供養への関心が高まる

現代の日本では、少子高齢化や「お一人様」の増加など、過去には見られなかった問題や変化が表面化してきています。それらは日本人一人ひとりの「お墓に対する考え方」にも影響を与え、従来のお墓ではカバーしきれないニーズを生み出しました。

たとえば…

こういった要望や悩みを抱えている人にとって、永代供養という供養方法が救いになることがあります。永代供養にはさまざまなメリット・利点がありますが、それらが「お墓問題」の解決に役立つことがあるというわけです。

まさに、永代供養は「現代人のニーズに応えうる供養方法」だといえます。

「永代供養」「永代供養墓」「納骨堂」。それぞれの言葉の意味

「永代供養」は供養の方法を意味する言葉。そして「永代供養墓」「納骨堂」はご遺骨を納める場所を意味する言葉です。
「永代供養」が概念的なものであることに対し、「永代供養墓」「納骨堂」は永代供養を目に見える形にしたものとイメージするとわかりやすいですね。

納骨堂と永代供養は同じもの?それとも別もの?

最近、さまざまな場所で「納骨堂」の広告を見かけることが多く、納骨堂と永代供養墓を同じものだと考えている人はたくさんいます。しかし厳密には、両者は別物だと考えるべきです。

永代供養墓は名前に「墓」という文字が含まれているとおり、れっきとした「お墓」です。一方の納骨堂は、もともと「ご遺骨を一時的に預けておくための場所」でした。つまり、納骨堂はあくまで「お墓の代わりになるもの」であって、「お墓そのもの」ではないのです。

ただ、最近は「永代供養プラン」をつけられる納骨堂も増えてきたため、以前よりも明確に両者を区別することが難しくなっています。また、用法の統一も取れていないので、寺院や霊園によって言葉の使い方が違うこともあります。

永代供養墓と納骨堂の特徴とそれぞれの種類

次に永代供養墓と納骨堂、それぞれにどんな種類・タイプがあるのかをお伝えします。それらを知ることで、両者の違いをイメージしやすくなるはずです。

永代供養墓の特徴

永代供養墓とは、読んで字のごとく「永代供養をおこなうお墓」のことです。永代供養は「ご遺骨を永代にわたって供養・管理してもらえる」のが特徴なので、永代供養墓にもその特徴があてはまります。

そのほかにはどんな特徴があるのか、以下で永代供養墓の特徴を概観していきます。

屋外にあることが多い

まず挙げられるのが、永代供養墓は基本的に屋外にある施設だということ。納骨堂は納骨・参拝スペースが屋内にあることが多いのですが、永代供養墓は従来のお墓と同じく、納骨・参拝スペースが屋外にあることが多いのが特徴です。

ひとつのお墓にご遺骨をまとめて納骨する(墓石安置形は除く)

初めから合祀するタイプでも、一定期間骨壺を安置するタイプでも、ご遺骨はほかのご遺骨と同じ場所に集めて納骨することがほとんどです。

もちろん、骨壺で安置するタイプであれば、期間内はほかのご遺骨と一緒になることありません。しかし、骨壺が置かれる空間に仕切りがあることは少なく、ひとつの場所にまとめる形で安置されることが多いのです。

ただ、永代供養墓の中には従来のお墓と同じように、墓石を建てられるタイプもあります。このタイプであれば、ほかの家のご遺骨と同じ空間に納骨されることはありません。

管理費がかからないことが多い

永代供養墓はほとんどの場合、永代供養料さえ払えば、そのほかに管理費などを払う必要はありません。ただし、例外的なケースもあって、永代供養料のほかに「年間管理費」や「永代使用料」がかかることもあります。

費用の内訳は管理施設や契約内容によってさまざまなので、契約時によく確認することが大事です。

永代供養墓の種類

これらが永代供養墓の主な種類です。「納骨塔型」は初めからご遺骨を合祀してしまうことが多いですが、「納骨壇型」「墳陵型」「墓石安置型」の場合は、一定期間骨壺を安置してもらえることもあります。

納骨堂の特徴

納骨堂は、建物内に供養・納骨のためのスペースを設け、そこでご遺骨の供養・管理をおこなう施設のことです。そのため、納骨堂は「屋内型の永代供養」として紹介されることもあります。

墓石を設置しないので広々としたスペースを必要とせず、土地の値段が高く、広い土地を確保するのが難しい地域でも運営しやすいのが特徴です。そのため、近年では東京近郊や都市部において増加傾向にあります。

屋内にあることが多い

納骨堂の場合、ご遺骨の安置と参拝のスペースは、屋内にあることがほとんどです。ただし、「ロッカー型」と呼ばれる種類の中には、ご遺骨の安置スペースが屋外にある施設もあるため、注意が必要です。

ほかのご遺骨とは仕切られて管理されることが多い

納骨堂では多くの場合、骨壺を安置するスペースが仕切られ、別々の空間で管理されます。

永代供養墓では、骨壺を安置するタイプであっても、ひとつの場所にまとめられることがほとんど。一方、納骨堂は故人ごとにスペースが確保されていることが多いため、故人を身近に感じやすい特徴があります。

管理費がかかることが多い

納骨堂では一般的に永代供養料のほかに「管理費」がかかります。
管理費の名目はさまざまで、「年間管理費」「維持管理費」などがありますが、どのような名目であっても、ほとんどの場合定期的に支払う必要があるので注意が必要です。

納骨堂の種類

納骨堂は、大きく分けて4種類の型があります。

ロッカー型でお参りをする際は、管理者に頼んでロッカーからご遺骨を出してもらい、故人に手を合わせるのが一般的です。またこちらには、骨壺ではなく、位牌を納めるタイプもあります。

霊廟型(れいちょうがた)は別名「仏壇型」とも呼ばれます。屋内の一区画に上下2段に分けられた壇が設置されていて、上はご本尊や位牌を置くスペース、下は骨壺を安置するスペースになっています。

機械式納骨堂は、ご遺骨とお参り専用スペースでゆっくりと対面できるのが特徴。普段、ご遺骨は決められたスペースに保管されていて、参拝者が手続きをすると、エレベーターなどで専用の空間に運ばれてきます。

永代供養墓と納骨堂の特徴の違い

永代供養墓と納骨堂の違いを以下の表にまとめました。「ご遺骨の安置方法」「屋内にあるか・屋外にあるか」「費用は永代供養料のみか、否か」といった点に、両者の特徴がよく出ています。

永代供養墓 納骨堂
ご遺骨の安置方法 ひとつのお墓にまとめて安置 ご遺骨ごとに仕切って安置
納骨・参拝スペースの場所 屋外にあることが多い 屋内にあることが多い
費用 永代供養料のみ 別途、管理費がかかる

永代供養墓・納骨堂に共通する特徴

異なることが多い永代供養墓と納骨堂ですが、共通する特徴もあります。

それは「初めから合祀されるタイプと、一定期間後に合祀されるタイプがある」という点です。

永代供養墓と納骨堂には、「ご遺骨を初めから合祀するタイプ」と「一定期間骨壺を個別に安置した後に合祀するタイプ」の2つがあります。合祀とは、故人のご遺骨をほかのご遺骨と一緒に、共同のスペースに納骨することです。

初めから合祀するタイプはご遺骨がほかと一緒になってしまいますが、その分費用が割安なのが特徴です。骨壺を安置するタイプは多くの場合、ご遺骨を個別に安置ある期間が設定されています。

永代供養墓・納骨堂に共通するメリット・デメリット・注意点

次に、永代供養墓と納骨堂の共通するメリットやデメリット・注意点を見ていきます。

永代供養墓・納骨堂に共通するメリット

1. 管理・供養における負担を減らせる

永代供養墓、納骨堂ともに、納骨後の管理・供養は管理施設に一任できます。法要のたびに寺院・霊園に行く必要もなく、お墓の掃除や修繕も管理施設がおこなってくれるのがメリットです。そのため、家族や親族の体力的・精神的な負担を軽減できます。

2. 子世代に負担をかけずにすむ

いずれも供養・管理は管理施設がおこなってくれるため、子世代に経済的・体力的・精神的な負担をかけずにすみます。合祀後も供養は引き続きおこなわれていくので、その点でも安心感があります。

お墓のことで子供や孫に余計な負担・心配をかけたくないと考える親は多いものです。自分たちがお墓のことで苦労してきたから、それを次世代には背負わせたくない…そんな動機から永代供養を選ばれる方もいらっしゃいます。

3. 従来のお墓より費用を安く抑えられる

どちらを選んでも、従来のお墓より費用を安く抑えやすいのがメリット。とくに、初めから合祀する永代供養墓であれば費用は10万円前後と、相当費用を抑えられます。そのため、経済的な負担を軽くしたい方にとっては、大きな救いになります。

ただし、永代供養墓の中でも「個人でお墓を建てるタイプ」はその限りではありません。このタイプは永代供養料のほかに墓石代もかかってくるため、そのほかの永代供養墓に比べて割高です。

4. 宗旨を問われない・檀家にならなくても利用できることが多い

どちらも多くの場合において、宗旨(宗教、宗派)を問わず利用できるのが利点です。また、檀家にならなくても利用できる施設も多く、その点も従来のお墓に比べて利用しやすいポイント。生前の信仰や「檀家かどうか」に関わらず供養・管理してもらえるので、多くの人が利用しやすいのがメリットです。

ただし、寺院が運営する永代供養墓の中には、「生前の宗旨は問わないが、お墓に入る際に寺院の宗派に帰依する必要がある」というところがあります。また、なかには「檀家にならないと利用できない」というところも。このように、例外的なケースがあることも頭に入れておいてください。

永代供養墓・納骨堂に共通するデメリット・注意点

1. 一度合祀されると、二度と取り出せない

永代供養墓と納骨堂、いずれの場合でも注意しなければならないのがこのポイントです。たとえ個別安置の期間が設定されていても、その期間が過ぎると合祀となります。合祀されてしまうと二度とご遺骨を取り出すことはできません。

合祀後は分骨や改葬の対応はできないため、後になって「手元供養するので分骨したい」「家のお墓にご遺骨を移したい」という要望が出てきても諦めざるを得ません。

また、契約期間内に分骨・改葬に対応してくれるかは、施設によって異なります。たとえ合祀する前だったとしても、「施設が分骨・改葬に対応してくれない」ケースもゼロではありません。後悔しないよう契約前にしっかりと確認する必要があります。

2. 普通のお墓と同じ感覚ではお参りできない

永代供養墓、納骨堂は、従来のお墓とは形式が異なります。墓石を建てるタイプは別ですが、従来のお墓と同じ感覚でお参りするのは難しい部分があります。

永代供養墓の場合、ご遺骨がひとつのお墓にまとまって納骨されている様子に違和感を覚えることがあります。一方、納骨堂の場合は、無機質で機械的な印象に抵抗感を覚える人が少なくありません。そのため、納骨後になって初めて「思っていたのと違う」と、残念な思いを抱えることがあります。

また、お供え物を置くスペースにも決まりや制限があるところが多いです。

などがあります。お供え物やお参りのルールについては、とくに納骨堂など屋内タイプのほうが厳しい傾向です。詳しくは後述の「納骨堂のメリット・デメリット」で触れます。

永代供養墓と納骨堂。それぞれのメリット・デメリット

次に、永代供養墓と納骨堂に分けて、それぞれのメリット・デメリットを詳しく見ていきます。

永代供養墓のメリット・デメリット

メリット「永代供養料以外に費用がかからない」

永代供養墓では管理費がかかることは少なく、永代供養料さえ払えば、その後に金銭的な負担が発生することはありません。永代供養料以外に年間管理費などが発生しないので、費用をなるべく安く抑えたい場合におすすめです。

とはいえ、例外的なケースもあるので、注意は必要です。場合によっては永代供養料以外に費用がかかることもあるので、契約時には料金の内訳をしっかり確認してください。

デメリット1「屋外にあるので、お参りが面倒になることが」

永代供養墓は多くの場合、納骨・参拝スペースが屋外にあります。そのため、天候が悪い日にはお参りに苦労することがあるので、注意が必要です。

デメリット2「原則として供養は一代限り。継承はできない」

永代供養墓の場合、原則的に供養は一代限りとなります。そのため、お墓の継承はできないことが多いので、注意が必要です。たとえば、子世代・孫世代の中に「お墓を継ぎたい」という想いを抱く方が出てきても、その想いをかなえてあげることが難しくなります。

納骨堂のメリット・デメリット

メリット1「天候に左右されずにお参りできる」

前述したとおり、納骨堂は管理・参拝のスペースが屋内にあることが多く、天候に左右されずにお参りできるのがメリットです。屋外のお墓だと、雨天や風が強い日などにお参りが大変になることもありますが、納骨堂ではその心配はほとんどないと言えます。

メリット2「アクセスしやすい場所にあることが多い」

納骨堂は、東京近郊や都市部において増えてきている施設です。利用者にとってみれば、アクセスしやすい場所に施設があるので、それだけお参りが楽になります。高齢者や身体が不自由な方でもお参りに行きやすく、故人に気軽に会いに行けるのがメリットです。

メリット3「後の世代に継承できる場合もある」

納骨堂は永代供養墓と同じく、原則的には「一代限り」の供養です。しかし、なかには後の世代に継承できるタイプもあって、そのタイプを選べば「お墓を継ぐ」という希望をかなえられます。後の選択肢を増やしておきたい場合は、継承可能な納骨堂を探してみるのもおすすめです。

デメリット1「永代供養料のほかに管理費がかかる」

先ほども確認したとおり、納骨堂は永代供養墓と違って「管理費」がかかる場合が多いです。永代供養料のほかに別途料金がかかってくるので、永代供養墓に比べると費用が割高になる傾向があります。

デメリット2「老朽化や災害でご遺骨の管理に支障が出るリスクも」

建物の老朽化によって、ご遺骨の管理に支障が出ることがあります。管理費によってその都度修繕がおこなわれているなら問題ありませんが、場合によっては建て替えが必要になることも。そうなると、追加で料金が発生することもあるので、注意が必要です。

また、災害で建物が損壊した場合に、ご遺骨を紛失してしまうリスクもはらんでいます。そのため、契約の際には、その施設が「老朽化や災害にどのように対応するか」といった点も確認することが大切です。

デメリット3「お供え物のルールがある」

屋内にあることが多い納骨堂では、火気厳禁やお花(生花)の持ち込みを禁止しているところも多いです。そのため、お線香をあげたいのにできない、お花を飾ってあげたいのにできない、といった不満が出ることもあります。
すべてを禁止するわけではなく、お線香を灯して良い場所が決められている、造花であれば問題ないとする納骨堂もあるので、参拝前にしっかりと施設のルールを確認してから向かってください。

永代供養墓と納骨堂のメリット・デメリットにおける違い

永代供養墓と納骨堂のメリット・デメリットにおける違いを表にまとめました。情報の整理に役立ててください。

永代供養墓 納骨堂
費用面 管理費がかからないので納骨堂より割安 管理費がかかるため永代供養墓より割高
参拝面 屋外なので参拝が面倒になることも 屋内なので天候によらず参拝できる
お供え物のルールがある
継承面 原則的に継承できない 継承できる場合もある
そのほか アクセスしやすい立地
建物の老朽化・災害のリスクがある

永代供養墓と納骨堂の費用の違い

永代供養墓、納骨堂の費用相場の表にまとめました。永代供養墓、納骨堂のそれぞれの種類について、費用の目安を一覧にしてあります。

形式 種類 費用の相場
永代供養墓 合祀タイプ 10万円前後
集合安置タイプ 20万円前後
墓石安置タイプ 40万円~200万円
納骨堂 ロッカー型 20万円前後
霊廟(仏壇)型 30万円~100万円
機械式納骨堂 50万円~100万円
合祀タイプ 10万円前後

こちらでご紹介しているのはあくまでも「目安」です。実際の費用は、施設によって異なります。その点は、あらかじめご了承ください。

以降で永代供養墓と納骨堂、それぞれの費用について詳しく確認していきます。

永代供養墓の費用について

永代供養墓の場合、初めから合祀するタイプは10万円前後、骨壺で安置する場合は20万円前後が費用の相場です。いずれも費用の内訳は「永代供養料+墓誌の刻字料」という構成になっています。

墓石を建てるタイプは、墓石の大きさ・デザインによって費用に開きが出ます。費用の内訳は「永代供養料+墓石料」となっているのが一般的。このタイプは従来のお墓と同じ感覚でお参りできるのがメリットですが、その分費用もかかるので注意が必要です。

永代供養つき納骨堂の費用について

ロッカー型は「一人用のお墓」として利用されることが多く、費用も一人あたりで計算することが多いのが特徴です。費用は20万円前後が相場になっています。

霊廟(仏壇)型は「家族用のお墓」として利用されることも多く、費用の計算方法には「家族単位でいくら」「一人あたりでいくら」といったパターンが存在します。一人ひとりで利用する場合は30万円前後、家族単位で利用する場合は100万円前後が費用相場です。

機械式納骨堂は機能性や立地の面で優れているため費用相場も高く、一人あたり50万円~100万円となっています。

また、ロッカー型・霊廟(仏壇)型・機械式納骨堂の場合は、年間管理費がかかることが多いですが、納骨堂でも合祀タイプは年間管理費がかからないことが多いです。

永代供養墓と納骨堂の違いをおさらい。それぞれに向いているのは?

最後にもう一度、永代供養墓と納骨堂の違いを確認します。
それぞれの特徴をおさらいして、比較・検討に役立ててください。

それぞれの特徴を比較してみると、永代供養墓は費用をなるべく抑えたい方向けだと言えます。また、永代供養墓の中でも「墓石を建てるタイプ」は、費用は割高ですが普通のお墓と形式が近く、従来のお墓参りと同じ感覚で利用したい方におすすめです。

一方、納骨堂は「ご遺骨がほかと仕切られている」「お参りがしやすい」「後の世代へ継承できる」といった点にこだわりたい方向けです。

もちろん、どちらの形式でも、実際の管理・供養の仕方は施設によって異なります。この記事で紹介したポイントはあくまで「傾向」ととらえ、比較検討の「助走」として役立ててください。実際に自分にどんな形式・施設が合っているかは、資料請求や見学など、具体的な行動・リサーチによって明らかにしていくことが大事です。

まとめ

永代供養墓と納骨堂は共通する部分が多く、混同しやすい面があります。しかし、両者を比較してみると、確かな「違い」が見えてきます。

たとえば、永代供養墓は屋外に、納骨堂は屋内にあることが多いこと。永代供養墓は後の世代へ継承することが難しいが、納骨堂には継承できるタイプがあること。そのほか、永代供養墓、納骨堂には、それぞれに特有のメリット・デメリットが存在します。

あらかじめ両者の違いを把握しておくことで、施設の情報をチェックする時に、情報を整理しやすくなります。この記事で紹介したポイントを眺めて、両者の違いを頭に入れ、賢い選択に役立ててください。