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永代供養にしたその後の法要や墓参りのお布施・お供え・服装のマナー

永代供養にしたその後の法要や墓参りのお布施・お供え・服装のマナー

永代供養はどこまで法要・供養してもらえるの?
永代供養とは別に個別法要したほうがいいの?
とお問い合わせが多くあります。

原則として、永代供養をすることで納骨するときの読経、春・秋のお彼岸におこなう供養、年忌法要による供養、祥月命日(しょうつきめいにち)の供養、月命日の供養をしてもらえます。

ただし、供養・法要のタイミングや回数は寺院・霊園によってちがいます。

個別で法要をしてはいけないという決まりごとはありませんが、法要をすることで故人がよりいっそう安らかに眠れるという考え方もあるので、事前にご遺族と相談したほうがいいでしょう。

供養・法要のタイミングや回数、事前のご遺族との個別法要の話し合い、永代供養墓のお墓参りやお供えのマナーなど、永代供養をするときに気を付けなければ後悔してしまう注意点があるので抑えておくことをおすすめします。

この記事で抑えるポイント
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永代供養のご遺骨の供養・管理方法

永代供養の供養方法

永代供養とは、永代にわたって納骨したあとの供養・管理を寺院・霊園に任せることができる供養方法です。お墓の掃除や修繕、節目ごとの供養をおこなってもらえます。

永代供養は、お墓を受け継ぐことを前提としていないので、子どもや孫のようにお墓の後継者がいなくても安心して利用できます。

永代供養の供養・法要は、寺院・霊園が定期的におこなってくれます。供養・法要のタイミングや回数は寺院によって異なります。

納骨するときの読経

ご遺骨を納骨したあとに、故人の冥福を祈る気持ちを込めてお坊さんに読経してもらいます。読経してもらっているあいだ、参列者は焼香をおこないます。

通常、お墓にご遺骨を納骨をするまえに四十九日法要(故人の魂の行き先が決まる命日から49日後におこなう法要)をしますが、永代供養には含まれていないことが多いので、遺族が希望する場合は、別途手配する必要があります。

四十九日法要(忌日法要)をする理由

四十九日法要は、故人が亡くなった日を忌日として、忌日から7日ごとにおこなう忌日法要のひとつで、故人が仏として極楽浄土へ迎え入れられる(成仏する)ようにお祈りする法要のことです。

忌日法要は、初七日(しょなのか)、二七日(ふたなのか)、三七日(みなのか)、四七日(よなのか)、五七日(いつなのか)、六七日(むなのか)、七七日(なななのか)と続きます。

現在は、初七日の法要を告別式のあとに、四十九日の法要を納骨をするときにおこなうことが多いです。

春・秋のお彼岸におこなう供養

春のお彼岸は3月の春分の日を真ん中の日として前後3日間、秋のお彼岸は9月の秋分の日を真ん中の日として前後3日間の合計7日間のことをいいます。

春・秋のお彼岸の時期あるいは、近い日を選んでおこなわれます。

年忌法要による供養

年忌法要は、一周忌や三周忌など仏教によって決められている節目の年の故人の命日におこなう供養です。

年忌法要の供養の方法は寺院・霊園によってちがいます。

寺院・霊園の行事にあわせて年忌法要の年度にあたる故人の戒名をまとめて読み上げる方法と、納骨した寺院・霊園のお坊さんに個別に年忌法要をしてもらうといった方法があります。

寺院・霊園の行事にあわせて年忌法要による供養をおこなう場合は、ご遺族の参列、お布施の支払いは必要ありませんが、年忌法要の日がご遺族側で選べない、ほかの故人と合同の法要になることに注意が必要です。

年忌法要をする理由

仏教において、仏になった故人は一周忌、三回忌、七回忌、十三回忌、十七回忌、二十三回忌、二十七回忌、三十三回忌と長い修行をして、菩薩(ぼさつ)の道に入って、守り神(ご先祖さま)になるといわれております。

さらに、五十回忌、百回忌と続きますが、三十三回忌あるいは、五十回忌で法要の締めくくり(弔い上げ)としております。

祥月命日(しょうつきめいにち)の供養

祥月命日とは、亡くなった人の一周忌以後に巡ってくる死亡月(祥月)の死亡日(命日)を意味する言葉で、忌日と呼ばれることもあります。
3月15日に亡くなった場合は、翌年以降の3月15日が祥月命日にあたります。

寺院・霊園のなかには、毎年、故人の祥月命日に合わせて供養をおこなってくれるところもあります。

祥月命日の供養は、故人に想いを寄せるためにおこなう供養です。

法要に故人と親しい友人や親戚を招いて、お坊さんに読経をしてもらったり、読経したあとに会食をすることが多いです。

月命日の供養

月命日とは、故人が亡くなった日を意味する言葉です。命日がある月をのぞき、毎月あるとされています。

3月15日に亡くなった場合は、3月を除いた毎月15日が月命日です。月命日は年に11回あります。

月命日の供養は、祥月命日の供養とおなじで故人に想いを寄せるためにおこなう供養です。

手厚く供養をしたいかたは、月命日の供養をおこなってくれる寺院・霊園を探してみることをおすすめします。

毎月1回・毎日の供養

月命日とは異なりますが、毎月1回、決められた日に合同で供養をおこなう寺院・霊園があります。あるいは、毎日永代供養墓・納骨堂・樹木葬のまえで読経をする寺院・霊園もあります。

ご遺骨の管理場所・管理方法

永代供養をするご遺骨の管理場所として、永代供養墓・納骨堂・樹木葬があります。納骨したご遺骨は、寺院・霊園が閉鎖してしまわない限り、永続的に供養・管理されます。

永代供養墓・納骨堂・樹木葬のご遺骨の安置方法は2つあります。ご遺骨を骨壺から取り出して共同スペースに埋葬されているほかのご遺骨と一緒に安置(合祀)する方法とご遺骨を骨壺のまま個別に安置する方法です。

ご遺骨を合祀する安置方法の注意点

ご遺骨を骨壺のまま個別に安置する方法とくらべてご遺骨ひとつひとつの管理のスペースをとらない、個別供養とくらべてまとめて供養する合同供養は供養にかかる時間が少ないので、費用を安く抑えやすいです。

ただし、故人を身近に感じられなくなる、分骨・改葬(ほかの場所にご遺骨を移すこと)ができないという注意点があります。

ご遺骨を合祀するからといって供養されなくなるわけではなくて、永代供養では合祀したあとも、ほかのご遺骨と一緒に手厚く供養されるのでご安心ください。

ご遺骨を合祀する安置方法は、経済的な負担を減らしたい、ご遺骨がほかと一緒になってもかまわないというかたにおすすめです。

骨壺のまま個別に安置する方法の注意点

ご遺骨を骨壺に入れたまま個別に安置している期間は、分骨・改葬(ほかの場所にご遺骨を移すこと)に対応してもらえる可能性が高いです。

ただし、骨壺のまま個別に安置する期間は、7回忌・13回忌までといったように期限が決められていることが多いです。なかには、期限なく個別に安置できる永代供養墓・納骨堂・樹木葬もあります。

個別に安置する期間は寺院・霊園、契約内容によってちがうので、納骨するまえに確認しましょう。

骨壺のまま個別に安置する期間が終わったあと、ご遺骨は合祀されて、ほかのご遺骨と共に管理・供養が続けられていきます。

骨壺のまま個別に安置する方法は、分骨・改葬に対応できるようにしておきたい、お墓参りのときに故人と向き合って手を合わせたいというかたにおすすめです。

永代供養にしたその後に初盆(新盆)や法事・法要をおこなう意味や必要性

初盆(新盆)や法事・法要をおこなう意味

法事・法要をおこなうと故人を懐かしい気持ちで思い出す機会になったり、遺族や親族が気持ちを整理できる場になります。

仏教には、ご遺族・親族・故人の生前の友人等残された人が法事・法要やお墓参りをする(追善供養)ことで、故人が成仏できるという考え方があるので、初盆(新盆)や法事・法要をおこなう意味はあります。

お坊さんを呼んで法事・法要をしなくても、遺族・親族、故人の生前の友人で集まって近況報告をしてお墓参りをするだけで、故人の追善供養にもなるので、永代供養している寺院・霊園に集まって法要することをおすすめします。

永代供養で初盆(新盆)をおこなうかは自由

初盆とは、故人が亡くなって四十九日が過ぎたあと、初めて迎えるお盆のことで、地域によっては新盆(にいぼん)と呼ばれることもあります。

初盆では、遺族・親族、故人の生前の友人を集めて、お坊さんによる読経、ご焼香、お墓参り、精進料理のもてなしをします。

初盆は、お墓や自宅の仏壇の掃除や盆棚や盆提灯の装飾、家族や親戚で集まってお墓参り・仏壇へのお供えをするお盆にくわえて、読経してもらうお坊さんの手配、精進料理をもてなす会食場所の予約、家族や親戚の日程調整をしなければいけないので、時間と労力がかかります。

ほかの法要とおなじように、家族・親族側で初盆の法要をおこないたい・おこなう必要があると考えたら、検討することをおすすめします。

永代供養で初盆(新盆)や法事・法要をおこなう注意点

寺院・霊園へは早めに連絡する

お盆の時期は、寺院・霊園にとって一年のうちでもっとも忙しい時期なので、初盆の法要をすると決めたら、早めに寺院・霊園へ連絡を入れることが大事です。

法要に参列してもらいたい人たちにも、なるべく早く連絡を入れておくことをおすすめします。

事前に打ち合わせしておく

初盆でおこなう法要の内容・しきたりには、宗派や地域によって違いがあるので、わからないことがあったら、事前に寺院に確認しておきましょう。

法要当日の流れは、前もって法要をおこなう寺院・霊園や会食をおこなう料亭・レストランと打ち合わせをしておくことで、安心して法要当日を迎えることができます。

何回忌まで法要をおこなうべきか

永代供養の法要を何回忌までおこなうべきかについて、地域や個人によってさまざまな考え方があって、七回忌、十三回忌と節目ごとに、細かく法要をするかたもいますが、三回忌までおこなっているかたが多いです。

永代供養のメリットは、供養・法要を施設側に任せられることなので、親族・家族と話し合って必要と判断しなければ、それ以降の法要については施設側にお任せしてもいいでしょう。

法要には誰を招待するべきか

お墓参りやお墓掃除、供養を寺院・霊園に任せる永代供養に抵抗がある人がいるので、永代供養の法要は、遺族・家族・故人の生前の親しい友人など、永代供養の供養方法を理解してくれているかたのみを招待することがおすすめです。

招待する人数が増えると費用の負担が大きくなる、寺院・霊園や会食会場との調整が複雑になるなど喪主の負担が増えます。

永代供養にしたその後の法要の流れと服装とお布施の相場

法要の流れ

永代供養墓・樹木葬・納骨堂を管理している寺院・霊園がまとめておこなう春・秋のお彼岸の法要、年忌法要や祥月命日の法要は、親族・遺族が準備することはありません。

ただし、個別法要を希望するときには家族・親族でお坊さんに法要を依頼する、会食の会場の手配をする必要があります。

永代供養の個別法要の流れ

1. 家族・親族と日程の相談、寺院・霊園とも法要について相談する

家族・親族や永代供養先の寺院・霊園に法要について相談します。法要をスムーズにおこなうために、家族・親族と話し合って日程を相談することが大事です。

本堂の使用、申込みの締切日、お供え、法要したあとにおこなう食事会(お斎)など法要に関する規則は寺院・霊園によってちがうので、事前に確認をしておくと安心です。

2. 納骨先の寺院に法要を依頼。もしくは、自分で僧侶を手配する

寺院に納骨をした場合は、寺院のお坊さんに法要を依頼します。

公営霊園や民営霊園に納骨をした場合は、霊園に指定されているお坊さんに依頼する、もしくは自分でお坊さんを手配して法要を依頼します。

自分でお坊さんを手配する場合、お坊さんの派遣サービスによって、費用や対応エリアがちがうので、比較検討をしてサービスを選ぶことがおすすめです。

3. 法要当日

法要当日は、お坊さんによる読経、ご焼香をして納骨したご遺骨の管理場所のまえで手を合わせます。遺族・親族の希望があれば会食もおこないます。

法要や会食は家族・親族の絆を深める機会になるので、初盆・1回忌・3回忌など回数を決めて会食を設けているという相談者様もいらっしゃいます。

永代供養の法要は、個別法要より家族・親族が顔を合わせる法要の回数が少なくなる傾向あるので、親族・遺族と話し合って決めましょう。

永代供養以外に自宅の法事・法要に対応してくれる納骨先もある

故人が住んでいた馴染みがある場所で落ち着いて供養できる、会場・移動・会食の費用を抑えられるので、一周忌や四十九日の会場として自宅を選ぶかたもいます。

ただし、永代供養の供養方法は寺院・霊園内に納骨されている故人をまとめて供養する合同法要であることが多いので、納骨先のお坊さんに個別法要をお願いできるか確認してください。

自宅の法事・法要は、読経料、お車代、御膳料、お心づけ、お布施、会食費、お供え、返礼品といった費用や、仏壇の準備、お寺への相談、日程調整、親族・遺族への周知、料理の手配、案内状の手配など時間がかかるので前もって準備したほうがいいでしょう。

永代供養の法事・法要の服装

永代供養の法要の服装には、とくに決まりはありません。

遺族・親族・故人の生前の親しい友人などで法要をおこなうときは、私服もしくは、男性なら黒・紺・グレーのスーツ、女性なら黒いブラウスやスカートに黒もしくはベージュのストッキング(略式正装)で問題ないです。

派手な服装やノースリーブ・タンクトップ・ハーフパンツといった肌の露出が多い服装は避けたほうがいいでしょう。

故人の法事・法要に参列する職場の同僚や友人の服装

故人の親族・遺族から服装について指定があれば従いましょう。服装について指定がなければ、略式正装で参列するのが無難です。

永代供養の法要の塔婆

菩提寺のお墓では、法要やお墓参りをするときにお経の文章や文句(経文)を書いた塔の形の縦長の木片(塔婆)をお墓の後ろに立てて、故人の冥福を祈ります。

永代供養では、寺院・霊園やご遺骨を管理する場所によっては、塔婆を建てられる可能性があります。

法事・法要のお寺(本尊)へのお供え物の渡し方

寺院・霊園で法事・法要をするときは、ご本尊へお供えが必要です。

勝手に仏壇にお供えをするのではなくて、 ご遺族へのご挨拶で渡す、もしくは施主の了承を得て仏壇にお供えしましょう。

ご遺族へご挨拶するときは、「本日はお招きいただきありがとうございます。こちらを御仏前にお供えください。」など一言添えて、中身をだしてお渡しするのがマナーです。

お供え物の掛け紙の選び方

法事・法要のお供え物の箱には、祝いごと贈物として使用する熨斗紙(のしがみ)ではなくて掛け紙(かけがみ)を使用します。

水引(飾り紐)の形は結び切りで、色は四十九日までは白黒、もしくは双銀が使用するのが基本ですが、西日本では黄色と白色を使用するケースがあります。

掛け紙に記載する表書きは、お供え物をお渡しするタイミングや地域によってちがいます。

四十九日法要より前は「御霊前」、四十九日法要よりあとは「御仏前」「御佛前」、新盆は「新盆御見舞」と記載します。

浄土真宗は亡くなったあとは仏様になるという考えがあるので、四十九日法要より前であっても「御仏前」を使用します。名古屋市内ではお供え物をお渡しするタイミングにかかわらずも「御供」を使用することが多いです。

お供え物の掛け紙のかけかたとして、内側にかける方法と外側にかける方法がありますが、どちらがいいか決まっているわけではありません。法要に出席するなら外側に、出席しないなら内側にかけるかたが多いです。

法事・法要を欠席するときにお供え物を送るときのマナー

永代供養の法事・法要にいけないとき、体調不良・妊娠中などやむを得ない理由があるなら欠席して差し支えありません。

法事・法要を欠席するときは、ご遺族に出席ができなくなったことやお供え物を送ることをお伝えするとよいでしょう。お供え物や香典は法事・法要の2~3日前にご遺族のもとへ届くよう手配すると親切です。

法事・法要のお布施の相場

お布施と費用のちがい

お布施は、読経を読んでもらったり、戒名をつけてもらったお礼・対価としてお坊さんに渡す金銭という意味で捉えられることが多いです。

しかし、本来の意味はお坊さんへのお礼・対価ではなくて、本尊である仏様にお供えするものになるので、ご本尊をお守りする寺院の維持・活動費にあてられています。

お布施の相場と目安

お布施はあくまで、ご本尊へのお供えなので、永代供養料や刻字料のように金額が決まっているわけではありません。3万円~5万円をお包みしてお坊さんに渡すかたが多いです。

どれくらいの金額をお支払いするべきか気になる場合は、「いくら包めばですか」と尋ねるのではなくて、「皆さんどれくらいの金額をお包みされますか」とお坊さんにお聞きすると教えてもらえることがあります。

お布施の金額の目安
法要の種類 金額の目安
四十九日 3~5万円
一周忌 3~5万円
三回忌 1~5万円
七回忌 1~5万円

法事・法要のお布施の入れ方・渡し方と渡すタイミング

お布施の入れ方

お坊さんが白封筒・中包みを開けたときに、肖像画が包みの上側に見えるように入れましょう。複数枚お札をいれるときは角を整えて入れることも大切です。

お布施として包んだお札は、新札や使用頻度が少ないお札を使用することが基本ですが、新札を使わない地域もあるので、事前に親族と相談しましょう。

お布施の表書きのマナー

お布施袋の表面の中央の上部に「お布施」「御布施」「御礼」のいずれか、表面の中央の下部に施主の名前をフルネームもしくは姓のみ記載します。

お布施袋のなかの白封筒・中包みには、包んだ金額、住所、電話番号を記載します。

白封筒・中包みがなければ、お布施袋の裏面に、包んだ金額、住所、電話番号を記載すると丁寧です。

記載は、筆ペンか黒墨の筆を使うのがおすすめです。包んだ金額を記載するときは、壱、弐、参のように旧字の漢数字を使って、「也」を添えてください。

たとえば、3万円を包んだ場合は「金参萬圓也」と記載します。

お布施の渡し方と渡すタイミング

お布施をお坊さんに渡すときは、手渡しではなくて、切手盆という小さなお盆もしくは、ふくさ(袱紗)のうえに、お坊さんから見て読みやすいように上下逆向きで置いて渡します。

お布施を渡すタイミングは、法事・法要が終わって一休みしたタイミングでお渡しするのがおすすめです。

法事・法要が終わったあとにお渡しするのがむずかしければ、法事・法要のまえに、お坊さんに挨拶するタイミングでお渡ししましょう。

法要でお布施以外にかかる費用

場所代

法事・法要の会場、参加する人数によってちがいますが、会場が自宅なら0円、寺院の本堂なら5千円~2万円程度、民間で運営しているセレモニーホールなら3万円程度かかります。

御車代

自宅やセレモニーホールのように、お坊さんが寺院からほかの場所へ移動するときにかかる費用で、移動する距離によってちがいますが、3千円~1万円程度かかります。

会食代

法要に参列していただいたかたをおもてなしする会食の代金で、1人あたり3千円~5千円程度かかります。

御膳料

法要に参列していただいたかたをおもてなしする会食にお坊さんが参加しない場合、感謝の気持ちを込めてお渡しする費用で、5千円~1万円程度かかります。

  

永代供養にしたその後のお墓参りの方法・お供え・服装のマナー

永代供養でもお墓参りはできる

永代供養でも、お墓参りはできます。ただし、施設によってはお墓参りができる時間が決まっている場合があるので、事前に確認しておいてください。

管理事務所や受付がある寺院・霊園は、ひと声かけてからお参りをするのがマナーです。

永代供養墓・樹木葬・納骨堂の掃除は原則として必要ない

永代供養はご遺骨や故人の供養だけでなくて、管理も施設側にお任せできるので掃除はほとんどが不要です。

ただし、例外もあります。たとえば、納骨先がロッカー型の納骨堂の場合、個室内の掃除をおこなう必要性が出てくるかもしれません。個別に墓石を建てる永代供養墓のなかには、掃除が必要になるものもあります。

ご遺族側で掃除が必要なのか不要なのかは、寺院・霊園に確認するほか、管理料のなかに掃除の費用が含まれているかがポイントとして判断できます。

お墓参りの服装に決まりはない

お墓参りの服装は法事・法要とおなじように、決まりがあるわけではありません。仕事帰りのスーツや普段着でお参りにお墓参りに行っても大丈夫です。

最低限の身だしなみや清潔感は大事にしたほうがいいので、汚れが目立つ服装やだらしない服装は避けて、節度を持ってお墓参りに行くといいでしょう。

お墓参りはお布施を持参しなくてよい

法事・法要は、お布施を持参してお坊さんにお渡しする必要がありますが、お墓参りでは必ずしも必要ではありません。

お墓参りをするときに、お坊さんに読経をしてもらうときは、お礼3千円~1万円程度の読経料(供養料)をお渡しする必要があります。

お墓参りの流れ

寺院墓地や霊園墓地は、手桶(ておけ)や柄杓(ひしゃく)や、休憩所、トイレ、お花やお線香を購入できる売店が備えられていますが、集落にある共同墓地には用意されてない場合がほとんどなので、事前に準備して持っていきましょう。

墓地についたら、寺院墓地なら本堂のご本尊にお参りしたのち住職に挨拶、霊園墓地なら管理事務所や墓地の管理人に挨拶してからお墓参りします。

ご遺骨を安置する永代供養墓の種類によってちがうお墓参りの方法やお供え物のマナー

共通のお墓参りの方法やお供え物のマナー

墓石の掃除をする、ろうそくを立てて火を灯す、お線香に火を点けて立てる、お花を供える、水鉢にきれいな水を入れるという流れは、昔からおこなわれているお墓参りの方法です。

お供え物をお墓の上に直接置かない、袋や箱に入ったものは口を開けて供える、飲食物はお墓に残さず食べる、ナマモノは避ける、五辛(ねぎ・にら・にんにく・らっきょう・はじかみ)を避けるといったマナーについても昔からおなじなので、ご存知のかたが多いと思います。

永代供養のお墓参りの方法やマナーは、ご遺骨を安置する場所(集合安置型の永代供養墓、個別安置型の永代供養墓、樹木葬、納骨堂)によってちがいます。

集合安置型の永代供養墓

ご遺骨をひとつのスペースにまとめて安置する永代供養墓は、集合安置型の永代供養墓とよばれています。

集合安置型の永代供養墓は、大きな香炉や供花台が設置されていることが多いです。お墓参りは大きな香炉のまえでお線香を焚いて手を合わせます。

個別安置型の永代供養墓

個別のスペースがあって、それぞれのスペースにご遺骨を安置する永代供養墓は個別安置型の永代供養墓とよばれています。

個別安置型の永代供養墓は、個別の墓石や故人名が刻印されたプレートなどによって、故人がどこで眠っているかがはっきりとわかります。

お墓参りはそれぞれのご遺骨のスペースのまえでお線香を焚いて手を合わせます。

納骨堂

納骨堂には、ロッカー型納骨堂、ご本尊や位牌を置くスペースと骨壺を安置するスペースがわかれている霊廟型納骨堂、カードの差し込みやボタンを押すとご遺骨が参拝スペースに呼び出される自動搬送型納骨堂があります。

個別にお供え物やお線香や記念品が置ける、共同の香炉や供花台が用意されている、納骨堂内の清潔を保つためにお花や食べ物、飲み物など生もののお供えができない、アルコールの持ち込み禁止、お経を読み上げ禁止など、納骨堂によって設備や規則はちがいます。

納骨堂のお参りは予約不要なところがほとんどですが、夜間は施錠されていることが多いので、事前に受付時間を確認しておきましょう。

週末やお盆・お彼岸、連休や、法要がおこなわれていると混み合う可能性が高いので、事前に管理事務所に問い合わせしておくのがおすすめです。

樹木葬

樹木葬には、都市部に多い霊園型の樹木葬、地方に多いご遺骨をそのまま土中に埋葬する里山型樹木葬があります。

霊園型の樹木葬は、プレートで故人が眠る場所を特定できることが多いので、お参りのときに故人のまえで手を合わせることができます。

里山型樹木葬は、どの樹木のもとにご遺骨が埋葬されているか一見するとわからないことがあるので、目印をつけておくといいでしょう。

山火事防止のためにお線香やろうそくを持ち込めない、お水を入れて花瓶を設置できないという規則があります。

山奥にあることが多いので、登山靴や歩きやすいスニーカーを履く、水筒など水分補給ができるものを持参する、雨が降っている日や風が強い日は避けることが大切です。

墓地の管理者が駅や駐車場から送迎していることもあるので、事前に見学予約をするときに確認しましょう。

喪家に呼ばれてお墓参りにいくときのお供え

永代供養であっても、親族や故人の生前の友人としてご遺族と一緒にお墓参りをするときは、ご遺族に対して3,000円~5,000円程度を白と黒の水引がついている香典袋に入れて供えるのが一般的です。

法事・法要をのぞいてご遺骨を永代供養した後にかかる費用

ご遺骨を取り出したお墓の撤去代

菩提寺にお墓があるかたが永代供養する流れは、お墓を墓じまいをしたうえで、ご遺骨を永代供養するのが一般的です。

なかには、菩提寺のご住職に相談して、ご遺骨だけだして永代供養先を探して納骨するかたがいらっしゃいます。

ご遺骨だけだしてお墓をそのままにすると放置墓になってトラブルになります。放置されたお墓は、一定期間を過ぎると墓地の管理者によって撤去されてしまいます。

お墓を撤去するのにかかった費用や、未納の管理費は請求されてしまうので、親族・遺族と話し合って計画的にお墓を撤去しましょう。

仏壇・位牌の永代供養・処分代

菩提寺のお墓に置いている塔婆・位牌や、自宅にある仏壇は、そのまま放置しておくことはできないので永代供養や処分をしてもらいます。

塔婆や位牌の永代供養の相場は1万円~3万円程度で、菩提寺のお坊さん、僧侶紹介サービスでよんだお坊さんに頼むことができます。

仏壇は、お坊さんに魂抜きをしてもらったあとに、仏壇処分をおこなう業者に回収してもらうのがおすすめです。

ご遺骨の個別安置期間の延長代

個別安置型の永代供養墓は個別に安置できる期間に制限があって、期間を過ぎるとご遺骨は合祀されてしまいます。

個別に安置する期間を延長することはできますが、追加費用を支払う必要があります。

永代供養した後の法事・法要でよくある質問

永代供養にした後何回忌まで法要するべき?

地域や個人によってさまざまな考え方があって、七回忌、十三回忌と節目ごとに、細かく法要をするかたもいますが、三回忌までおこなっているかたが多いです。

永代供養の法事・法要のお布施はいくら?

永代供養料や刻字料のように金額が決まっているわけではありませんが3万円~5万円をお包みしてお坊さんに渡すかたが多いです。

永代供養墓のお参りの仕方は?

永代供養のお墓参りの方法やマナーは、ご遺骨を安置する場所(集合安置型の永代供養墓、個別安置型の永代供養墓、樹木葬、納骨堂)によってちがいます。

位牌や仏壇は永代供養できる?

塔婆や位牌の永代供養の相場は1万円~3万円程度で、菩提寺のお坊さん、僧侶紹介サービスでよんだお坊さんに頼むことができます。
仏壇は、お坊さんに魂抜きをしてもらったあとに、仏壇処分をおこなう業者に回収してもらうのがおすすめです。

法事・法要のお布施はいつ渡す?

お布施を渡すタイミングは、法事・法要が終わって一休みしたタイミングでお渡しするのがおすすめです。
法事・法要が終わったあとにお渡しするのがむずかしければ、法事・法要のまえに、お坊さんに挨拶するタイミングでお渡ししましょう。

永代供養でも初盆法要はおこなうべき?

ご遺族・親族・故人の生前の友人等残された人が法事・法要やお墓参りをする(追善供養)ことで、故人が成仏できるという考え方があるので、初盆(新盆)や法事・法要をおこなう意味はあります。

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