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お墓参りの服装を選ぶポイントと先けるべき服装を紹介

この記事では、季節ごとのお墓参りの服装や男女別の服装、気をつけたいマナーやポイントをご紹介します。大切な方のお墓参りを丁寧に行うための準備をしましょう。

お墓参りに決まった服装はない

お墓参りでは、どのような服装が適切なのか特に決まりはありませんが、一般的には普段着で大丈夫です。

ただし、法要の際は喪服や準喪服を着用するのが一般的なようです。地域や家庭によって習慣が異なるので、事前に確認しておくとよいでしょう。

季節ごとのお墓参りの服装

春の服装

春のお墓参りは、天候が変わりやすいので、服装選びが大変です。

お彼岸はお参りに人気の時期ですが、気温が低いので風を防ぐために薄手のコートを持参する必要があります。

長袖・長ズボンにジャケットやコートを羽織るなどして、防寒対策は万全に。花粉症が気になる人は、花粉を防ぐマスクの着用が望ましいが、墓前での敬礼の際には外すことが大切です。

夏の服装

夏場は猛暑になることもあります。そのため、お盆休みを利用してお墓参りをする人も多いようです。

お墓参りでは、虫に刺されないような服装で、なるべく肌を露出しないようにすることが大切です。

清潔感のある半袖のシャツならOKですが、ノースリーブのトップスやアロハシャツは避けた方が無難です。

帽子は熱中症予防のためにかぶりますが、お墓参りの際は脱いでください。

お墓の周りは地面が起伏していることが多いので、サンダルなど歩きにくい、あるいは怪我をしやすい靴は避けたほうがよいでしょう。

秋の服装

秋は気温が下がり、9月のお彼岸にお墓参りをする人が多くなります。服装は、薄手のジャケットやコートに長ズボン、長袖がおすすめです。

羽織るものであれば、防寒対策にもなります。秋は台風が多いので、雨具を持参するとよいでしょう。カッパを着れば、両手がふさがっても動きやすいです。

冬の服装

年の瀬が近づき、冬休みに入ると、お墓参りをする人が多くなります。冬の寒さが本格化する中、暖かく過ごせるような服装を心がけることが大切です。

厚手のコートやダウンジャケットに、ヒートテックのような暖かいインナーを着れば、寒さをしのぐことができます。

防寒のために帽子をかぶるのは構いませんが、お参りの瞬間は脱ぐようにしましょう。

毛皮の服やブーツは殺生を連想させ、お墓参りにはふさわしくないと判断されるため、着用は避けましょう。お墓参りに行く前に、服装を確認しましょう。

男女別のお墓参りの服装

お墓参りで着る男性の服装

墓参りの服装は、男性は黒、白、紺、ベージュなど、伝統的で控えめな色を選ぶのが一般的です。

Tシャツは大丈夫ですが、明るい色や派手なデザインは避けた方が無難です。

また、アロハシャツやショートパンツ、汚れたサンダルなど、カジュアルすぎる服装も避けたほうがよいでしょう。

親族や住職など、参列者に不快感を与えないようなマナーを守った服装を心がけましょう。

お墓参りで着る女性の服装

女性も男性と同様に、お墓参りには普通の服装で大丈夫です。しかし、その場と周囲の人に配慮した服装を選ぶことが大切です。

露出の多い服装や、人目を引くようなアクセサリーは、周囲に気まずい思いをさせる可能性があるので避けましょう。

また、ハイヒールやサンダルは、砂利道や階段などを歩くと事故につながる可能性があり、危険です。履き心地の良い靴を選ぶことをお勧めします。

お墓参りの服装で気を付けるべきポイント

明るい色の服装は避ける

お墓参りに着ていく服は、黒、グレー、茶色など落ち着いた色合いのものを選ぶとよいでしょう。赤や黄色、緑などの大胆で明るい色合いは避けた方が良いでしょう。

花柄やワンポイントプリントなどの小柄なものは良いですが、派手な動物柄や目を引くようなデザインは避けた方が無難です。

肌の露出を控える

暑い日でも、タンクトップやショートパンツなど、露出の多い服装は避けた方がよいでしょう。

これはマナーの問題だけでなく、自分の身を守るためでもあります。墓地の敷地内は草木や葉っぱに囲まれていることが多く、肌荒れや虫刺されの原因になることがあります。

袖のない服装の上にカーディガンなどの羽織るものを着たり、長ズボンを履くなどして予防するのがよいでしょう。

また、服装も黄色や赤などの明るい色は避け、落ち着いた雰囲気になるようにしましょう。

毛皮などの服装

仏教では、命を奪うことは無礼なこととされています。

したがって、動物の毛皮を使った衣服やアクセサリーは、生き物の殺害によって得られるものであるため、避けることが勧められています。

これらのアイテムは、暴力を連想させるものとして捉えられることが多いからです。服だけでなく、小物類もチェックすることが肝心です。

例えば、女性のバッグや靴には、毛皮の飾りがついていたり、シマウマやヘビ皮など動物の皮を模したプリントが施されていたりすることがあります。

一般的に、お墓参りの服装は派手であったり、不適切であったりしないものを選ぶことが大切です。

お墓参りした際に掃除をする場合は動きやすい服にする

お墓の掃除をするときは、動きやすく、汚れてもいい服装で行くことが大切です。

清掃中は汗をかいたり、濡れたりすることもあるので、速乾性のある素材で、簡単に脱ぎ着できる服装がおすすめです。

長時間作業をする場合は、日焼けや虫刺されを防ぐために長袖・長ズボンを着用するとよいでしょう。

また、念のため、保護用のエプロンや軍手、ゴム手袋などを持参するのもよいでしょう。

法事のお墓参りは喪服や準喪服を着る

法要や初盆などの特別な行事の際には、喪服や準喪服など、適切な服装をすることが望ましいとされています。

これらの行事の服装は、場所や家のしきたり、お参りの目的によって異なることがありますので、お墓参りの際には家族や親族の方に指導を受けることをおすすめします。

お墓参りのマナー

帽子を取って合掌

お墓参りでは、防寒のために帽子をかぶるのが一般的です。

しかし、お墓を掃除し、お供え物をした後に行われる参拝の段階では、帽子を脱ぐのが一般的です。

息で火を消さない

仏教の習慣では、お香やろうそくの炎を吹き消すことは失礼にあたるとされています。

これは、生き物を食べた人の息は不浄とされているからです。火を吹き消すのではなく、手を使って消すのが適切です。

夜間・深夜のお参りは避ける

特に夜間参拝の設備が整っていない墓地では、暗闇の中でのお墓参りは危険です。照明が少なく、つまずいたり転んだりしやすいので、夜間のお参りは避けた方が無難です。

また、寺院の敷地内にある墓地の場合、夜間・深夜に懐中電灯などの光源を見ると、住職が警戒する可能性があることも考慮しておく必要があります。

お供え物はお墓参りが終わったあと持って帰る

お供え物を放置すると、野生動物の餌食になることがあるので、放置しないことが大切です。

墓地の維持管理のためにも、お供え物は必ず持っていくようにしましょう。持参したお供え物を自分たちで消費することで、ご利益があるとされています。

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お墓参りの服装についてよくある質問

お墓参りの服装に決まりがあるか教えてください

お墓参りでは、どのような服装が適切なのか特に決まりはありませんが、一般的には普段着で大丈夫です。ただし、法要の際は喪服や準喪服を着用するのが一般的なようです。地域や家庭によって習慣が異なるので、事前に確認しておくとよいでしょう。

お墓参りで着る男性の服装を教えてください

墓参りの服装は、男性は黒、白、紺、ベージュなど、伝統的で控えめな色を選ぶのが一般的です。Tシャツは大丈夫ですが、明るい色や派手なデザインは避けた方が無難です。また、アロハシャツやショートパンツ、汚れたサンダルなど、カジュアルすぎる服装も避けたほうがよいでしょう。

お墓参りで着る女性の服装を教えてください

女性も男性と同様に、お墓参りには普通の服装で大丈夫です。しかし、その場と周囲の人に配慮した服装を選ぶことが大切です。露出の多い服装や、人目を引くようなアクセサリーは、周囲に気まずい思いをさせる可能性があるので避けましょう。

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