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檀家制度とは?その仕組みや実態を徹底解説!!

「檀家制度」は、寺院に入って修行をすることを指します。この記事では、檀家制度の歴史から入檀のメリット・デメリット、檀家にかかる費用相場、檀家を辞める方法・かかる費用、檀家を辞める時の注意点、永代供養墓に入檀は必要かなどを徹底解説します。

檀家制度とは?檀家制度の仕組み

檀家制度の仕組み

檀家制度は、寺院に属して葬儀や供養をお坊さんに任せて、お布施などの費用を寺院に払うことで寺院を経済的に支援する制度で、その始まりは江戸時代にまでさかのぼります。

当時、幕府がキリスト教を国内から排除する目的で制定した寺請制度が檀家制度の由来となっていて、世代をまたいで子供世代でも寺院を支えることが義務付けられていました。

明治時代に入って寺請制度が廃止されてからは、檀家制度も本来の意義を失っているといわれています。現代は、日本の人口増減、流動など社会構造にそえなくなってきているため、「寺離れ」や「宗教離れ」が深刻な問題となっております。

地方では、少子化や過疎化が進行していて、地方では人そのものが減少しているので、家も寺院もこのまま維持していくことはむずかしいです。

檀家制度の歴史

檀家制度の起源と目的

檀家制度は、江戸時代に幕府が設けた寺請制度に由来しています。

当時、幕府が頭を抱えていて悩んでいたキリシタンを弾圧して、国外から排除するために、寺院に民衆を入檀させて管理することで、寺院の権力を強固にしていました。

寺請制度は、民衆が「自分はキリスト教を信仰しているキリシタンではない」ということを寺院の住職に保証して、住職がその証分を幕府に提出することを義務付けた制度です。この証分は、やがて結婚や養子縁組、出生、死亡など戸籍の証文となっていきました。

寺院は、寺請証文を発行して人々の身分を保証する代わりに、人々を檀家にして盆や彼岸などの寺院へのお参り、葬式、法要、寺院修繕などのときの寄付の義務化をして寺院経営の下支えとする檀家制度が始まりました。

その後、明治時代に入って寺請制度は廃止され檀家制度も本来の意義を失っていきましたが、現代でも家や祖先崇拝を目的としてその風習が残っている地域もあります。

入檀のメリット・デメリット

入檀によるメリット

入檀によって手厚い供養を受けることができ、お寺さんが忙しい時でも優先して法事・法要の対応をしてもらえ、葬儀や法事に関する相談ができます。また、身内の不幸の際にも、慌ててお寺さんや葬儀社を探すことなく、葬儀に関する執り行いを全てお任せできるのが大きなメリットです。

入檀によるデメリット

入檀する際に必要な入檀料やお布施、寄付などが発生します。また、寺の修繕や改修などの時に寄付を求められることもあります。葬儀などを他のお寺にお願いできなくなり、お寺のルールに従う必要もあります。離檀する時には離檀料が必要になることもあります。お寺の行事に参加しなければならなくなり、経済的な負担がかかります。

檀家になるとかかる費用の内訳と相場

檀家になるとかかる費用の内訳

入檀する際には入檀料がかかり、法要や葬儀の際にはお布施を支払うことになります。また、護持費や維持管理費、修繕費などの寄付金も求められることがあります。これらは、地域や寺院によって異なります。

檀家になるとかかる費用の相場

入檀料は10万円から30万円程度で、お寺によって異なります。

護持費や維持管理費は、お墓の清掃や管理に使われます。年間で5000円~2万円程度です。

修繕費などの寄付金は、寺院の修繕費などの寄付を求められることがあります。費用は状況によりけりで、1口いくらからと金額が決まっている場合もあります。本堂の修繕費や建て替えのために、寄付してくれといわれたときは、寄付額が高額になることがあります。

檀家になることは、お金的な負担はありますが、寺院とのつながりを深めることができる利点もあります。

檀家をやめる方法・かかる費用

檀家をやめるときには、「離檀」と呼ばれる手続きをする必要があります。離檀する際には、お寺から離檀料(りだんりょう)というお金を納める必要があります。離檀料は、5万円から20万円程度が一般的ですが、お寺のお坊さんや、お寺との付き合いの長さ、深さによって異なります。また、離檀する際には、お墓の撤去費用や遺骨の移動先にかかる費用などもかかります。

檀家を辞める時の注意点

檀家を辞めるときに、お寺に対して離壇料を納めることは義務ではなく、マナーとしてお寺に対しての感謝の気持ちを表すためにおこないます。離檀をする胸をお坊さんに伝える手段には、直接、電話、手紙の3つがありますが、普段よく話したり、相談していて交流している住職には、いつも連絡を取っている手段を使いましょう。

とくに連絡をとっていないなら電話、電話が不可能な場合は、手紙を送りましょう。手紙を送る場合は、改葬のための埋蔵証明の発行や、閉眼供養や墓石の撤去など今後の段取りについて共有するために、記載することをおすすめします。

永代供養墓に入檀は必要か?

永代供養は、お墓を守る後継者がいなくても利用できるシステムなので、承継者がいない独身者や子どものいない夫婦でも利用できます。

永代供養を申し込むことで、きちんと故人を供養してくれるので、檀家に入っていなくても供養をしてもらうことはできます。しかし、お寺によっては檀家さましか永代供養を受け付けていない場合もあるので、永代供養を申し込む前にはお寺のホームページや実際に話を聞いて条件を確認することが必要です。

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