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自宅で身近に故人を供養できる自宅墓のメリット・デメリットと設置方法

自宅にお墓を設置する「自宅墓」は、故人を身近に供養することができるというメリットがあります。

しかし、どのように設置すればよいのかや、費用や遺骨の取り扱いなど、注意点も多くあります。

本記事では、自宅墓のメリット・デメリット、設置方法や種類、費用、仏壇との比較、遺骨の取り扱い方法などについて紹介します。

さらに、自宅墓を設置する前に確認すべき注意点も解説します。自宅で故人を供養したい方は、ぜひ参考にしてください。 

自宅にお墓はおけるの?室内に設置できる自宅墓

自宅にお墓を設置する「自宅墓」は、室内に小型のお墓を設置し、遺骨を安置して供養する方法であり、手軽で身近な手元供養の一つとして注目されています。

自宅墓は、遠方にお墓がある方や気軽に故人を供養したい方にとって、手軽で身近な手元供養の一つとして注目されています。

自宅墓を室内に設置することは可能ですが、法律や状況によっては室内に設置できない可能性もあるため、注意が必要です。

また、自宅墓を設置する際には、墓地とは異なる手順で供養する必要があります。

自宅墓を設置するメリット・デメリット

まず、自宅墓のメリットとしては、お墓参りが手軽になることが挙げられます。

自宅で故人を供養することで、毎日お参りすることができ、遠方にあるお墓に行く必要がなくなります。また、自宅でお墓を管理できるため、管理費用がかからないこともメリットの一つです。

一方、自宅墓のデメリットとしては、法律上の問題があります。遺骨を安置する場合、埋葬に関する法律を遵守する必要があります。

また、一般的なお墓と異なり、自宅墓の設置には届出や許可が必要な場合があります。

さらに、自宅にお墓を設置することで、家族や来客に対して不快感を与える場合もあるため、周囲の理解が必要です。

自宅墓の種類と選び方

自宅墓の種類は主に、全骨タイプ、分骨タイプ、手元供養タイプの3種類があります。

全骨タイプは、ご遺骨を全て自宅墓に安置するタイプの自宅墓で、収納スペースがあるためある程度広いスペースが必要です。

一方、分骨タイプは複数の骨壺に分けて自宅に保管するタイプで、手元に残す分だけ骨壺から取り出すことができます。

手元供養タイプは、骨壺を仏壇に安置するタイプの自宅墓で、手軽に手元供養できるという特徴があります。

自宅墓の選び方としては、設置スペースや収納する遺骨の量に合わせた大きさの仏壇を選ぶことや、遺骨を粉砕した上でコンパクトに納められるタイプの全骨タイプの自宅墓を選ぶことが挙げられます。

自宅墓の設置方法と注意点

屋内の自宅墓は手元供養とおなじで埋葬許可証はいらない

屋内の自宅墓や手元供養について、埋葬許可証は必要ありませんが、遺骨の管理については慎重な話し合いが必要であり、自宅での管理が難しい場合には、遺族や家族で処分方法を決めることが大切です。

一部のお骨を自宅墓に埋葬するなら分骨証明書が必要

お墓に埋葬した遺骨から分骨する場合や、まだ納骨していないお骨壺から分骨する場合など、遺骨を分割して自宅のお墓に埋葬する場合には、分骨証明書が必要とされています。

分骨証明書は、分骨した遺骨が誰のものかを墓地の管理者に証明するための公文書であり、必ず手続きが必要です。

自宅墓にかかる費用

自宅墓の場合、掛かる費用は数万円~数十万円程度であり、管理費も必要ありません。そのため、継承者への負担も少なくなります。

自宅墓は、お墓の場所を選ばないため、引っ越しや家族の転居に伴ってお墓を移動することも容易であり、子孫への負担を減らすことができます。

自宅墓で供養をしたからといって、同じ場所にとどめていくわけではありません。最終納骨先への費用がかかる場合があります。永代供養にする場合には最終納骨先への費用が必要であり、墓地を購入する場合には墓地代が発生します。

仏壇と自宅墓の比較

仏壇と自宅墓の共通点と違い

共通点としては、両者は故人を偲び供養することができる点が挙げられます。また、自宅墓も仏壇も家庭内で使用されるため、管理や手入れをする必要があります。

両者にはそれぞれメリットがありますが、故人を偲び供養するためには、自分や家族に合った形で選択することが大切です。

両者には違いもあります。仏壇は位牌や仏像を置き、仏様をまつり、弟子入りを意味するとされています。

一方、自宅墓は遺骨を安置し、自宅内で管理することができるため、お墓の場所を選ぶ必要がなく、伝統にこだわらない形で供養ができることがメリットです。

自宅墓では、従来のお墓と同じように墓石を用意して供養することができます。

また、自宅墓は埋葬・埋蔵が法律で禁止されている場合でも、その対象には含まれず、違法性はない点に注意が必要です。

仏壇と自宅墓を併用する場合の注意点とメリット・デメリット

自宅墓と仏壇を併用する場合の注意点は、仏壇と自宅墓の位置関係やスペースの確保、家族間での話し合いが必要になります。

メリットとしては、故人を身近に感じながら生活することができる点や、費用を抑えることができる点が挙げられます。

一方、デメリットとしては、自宅で災害に見舞われた場合、遺骨を紛失してしまう可能性がある点や、家族間の考え方の違いによって不快感を与える可能性がある点があります。

自宅墓での供養方法と遺骨の取り扱いについて

自宅墓での遺骨の保管方法

遺骨を保管する場所として最適なのは仏間ですが、マンションの場合は風通しが良く直射日光が当たらない寝室やリビングルームが好まれています。

湿気の多い水回りや押し入れなど、空気の循環が悪い場所では、カビが繁殖しやすく、避ける必要があります。

そのため、風通しの良い場所に遺品を保管することをおすすめします。また、湿気を防ぐためには、湿気を吸収する除湿剤を使用することや、水気を取り除くために定期的に換気をすることも大切です。

遺骨を保管する際には、遺骨が入っている骨壷や木製の箱をそのまま使用する方法もありますが、デザイン性に優れた骨壷に移すことを選ぶ人もいます。

ただし、遺骨を長期間保存する場合には、埋葬許可証の紛失に注意する必要があります。

自宅墓にご遺骨が入りきらないときの対応方法

遺骨を骨壺から取り出して、細かく砕くことで埋葬する容器・入れ物のスペースにゆとりができます。

もう一つの方法として、霊園で遺骨を一定期間預ける「遺骨一時預かり」や、寺院・霊園がご遺骨を管理してくれる永代供養をする方法があります。

ご自身が希望される方法を選択することができます。また、自然葬や永代供養を利用することで、遺骨を自宅に保管しなくてもよくなります。

自宅墓で故人を供養する方法

自宅墓にお花やお香、水や茶などの五供を供えて手を合わせる方法や、写真を飾ってお花を供える方法があります。これらの方法は、仏壇がない自宅墓でも適用できます。

自宅墓用の骨壷

自宅墓用の骨壷は、通常の骨壷よりも小型で、コンパクトなものが多く、多くの種類が販売されています。例えば、4寸サイズの骨壷や、5寸サイズの骨壷があります。

また、ミニ仏壇としても使用できる設計のものもあります。

自宅墓の開眼供養について

開眼供養とは、新しくお墓を建てた場合や仏壇を購入した場合などに行われ、仏様の魂を入れ込む大切な供養です。

自宅墓における開眼供養は、一般的には菩提寺の僧侶に依頼し、読経をしてもらいます。また、自宅で行う場合は、参列者を招いて会食を開くことがあるようです。

なお、開眼供養を行う際の服装やお布施の相場は、場合によって異なるとされています。

仏教の方は、自宅墓でも開眼供養はおこなうべきだと言われていますが、必ずしも行わなければならない儀式ではないです。

仏教を信仰しているわけでなければ省いても問題ありません。

自宅墓を設置する前に確認すべき注意点

私有地であっても自宅に埋葬してはいけない

私有地であっても自宅に遺骨を埋葬することは法律で禁止されており、都道府県知事の許可を得た墓地以外では埋葬または焼骨の埋蔵をすることはできません。

私有地での散骨は可能ですが、他人の土地に散骨する際には許可が必要です。

ご遺骨の腐敗を防ぐために高温多湿な場所に保管しない

ご遺骨を腐敗から守るために、高温多湿な場所に保管することはおすすめできません。

遺骨は火葬されることで乾燥し、吸湿性が高くなっているため、湿気や結露が生じるとカビが発生する恐れがあります。

湿気を予防するためには、遺骨を真空パックにしたり、骨壷の底に吸湿剤を入れたりする工夫が必要です。

また、直射日光が当たらない風通しのよい場所を選び、生活の場から遠い場所に保存することが望ましいとされています。 

自宅墓の室内についてよくある質問

自宅墓のメリットは何ですか

自宅墓のメリットには、いつでも故人に会いに行けること、手軽に供養ができること、家族だけで静かに過ごせることなどが挙げられます。

自宅墓のデメリットは何ですか

ご遺骨の管理や供養をし続けなければいけないことです。永代供養にする場合には最終納骨先への費用が必要になります。

自宅墓と仏壇の違いは何ですか

自宅墓と仏壇の違いには、自宅墓は故人の遺骨を収めることができる点や、手軽に供養ができる点があります。一方、仏壇は、家族が生きているうちに、家族全員でお参りできることや、手入れが簡単であることがメリットとされます。

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