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家族葬の挨拶状の書き方・送る時の注意点を解説

家族葬の挨拶状の書き方、書くときの注意点、送り方、送る相手、送る時期などについて解説をします。家族葬の挨拶状を作成するときに、記事を参考にしてみてください。

家族葬の挨拶状の書き方

亡くなった旨の報告をする

大切な人が亡くなったことを知らせる挨拶状を作成する際には、喪主側の立場からみて、故人との関係を書いてあげることが親切です。

例えば、自分の母親が亡くなったのであれば、「母〇〇さんが平穏に永眠しました」などと書きます。

挨拶状には故人が亡くなった日時を必ず記載し、速やかに送るのが一般的ですが、12月中旬から12月31日という時期でなければ、亡くなった年を記載する必要はありません。

さらに、故人の死亡時の年齢を記載することも記載しましょう。

死因を記載する場合は、具体的な内容や原因を記載することが適切でない場合がありますので、病気が原因であった場合のみ記載するとよいでしょう。

病気ではなく寿命であった場合は、「故人が天寿を全うしました」とだけ書いてもよいでしょう。

家族葬をおこなったことを報告する

家族葬は、通常の葬儀とは違って、故人の家族や親しかった友人や職場の方など少人数の葬儀であることが一般的です。

招待されなかった人には、家族葬をおこなったこと、家族葬を行った日、呼べなかったことに対するお詫びと亡くなった故人の遺志によるものなど理由を説明しましょう。

例えば、「故人の遺志を継ぎ、家族ぐるみで最後のお別れをしました。お集まりいただけなかった皆様には、大変申し訳なく思っております。」のようにお送りしましょう。

香典の辞退をすることを書く

家族葬では、お供え物や香典、供花を受け取らない人が多いです。理由としてお返しの必要があることや、負担が大きいと思われることがあげられます。

お供え物や香典、供花を受け取ることを禁止しているわけではありません。

また、葬儀が少人数であったため、気を遣う必要がないとの考え方もあります。

辞退したい場合は、挨拶状にその旨を書くことが望ましいです。挨拶状を受け取ってから弔問に訪れる人もいるので、事前に弔問を辞退することを伝えておくことが大切です。

生前お世話になった感謝を書く

挨拶状は故人が亡くなった報告をするだけに書くものではなくて、故人が生前に贈られたご厚誼に対して、お礼を表す一文を書くことが基本とされています。

日時や喪主の氏名・住所を書く

家族葬の挨拶状の末尾には、日付と喪主の住所・氏名を書きます。一般的に、日付は元号で書くことが好ましいです。

日付は「平成三十一年九月二十八日」のように丁寧な書き方でも、「平成三十一年十月」のように略式であってもかまいません。

喪主の名前の書き方は、フルネームのみのときもあれば、「長女」のように続柄もあわせて書くこともあり様々である。電話番号は書かないのが一般的です。

家族葬の挨拶状は、短めのものから長めのものまで様々です。また、宗教によって書き方に違いがありますが、日付と喪主の名前と住所は必ず書きます。

家族葬の挨拶状を書くときに注意するべきポイント

忌み言葉を使わない

忌み言葉というのは、「四」や「九」のように死や不幸を連想させる言葉、「重ね重ね」のように重ね言葉、「死亡」のように生死を直接表現する言葉は避けるべきです。

しかし、「四日」や「九月」のように日時を示す目的で使用する場合には問題はありません。

挨拶状に使われる「例文」にはこれらの忌み言葉は組み込まれていませんが、自分でオリジナルの文章を作る場合は注意が必要です。

特に「くれぐれも」や「重ね重ね」などの慣用表現は、意識せずに使ってしまいがちなので注意が必要です。

句読点を使わない

句読点を使わないのが一般的です。理由としては、毛筆で縦書きに書かれていた時代に「。」「、」などの句読点を使わないことが一般的とされていたのと、法要が滞りなく行われるように願いを込める意味があるからです。

また、句読点は「読んでいる人が読みやすいように」「文章を読みなれていない人でも読みやすいように」という気遣いから生まれたものであり、相手に対して「あなたは文章を読みなれていないでしょうから、読みやすくしてあげます」という意味を持つとも考えられてしまいます。

時候の挨拶は入れない

正式な手紙を送る際には時候の挨拶をするのが一般的ですが、葬儀の挨拶状には原則として時候の挨拶を入れないのがマナーとされています。

その理由は、時候の挨拶を忘れてしまうほど悲しく、驚いている気持ちを表現するためと考えられています。

「拝啓」「謹啓」などの頭語は付けても良いですが、必ず「敬白」「謹言」などの結びの言葉も付けることが望ましいです。

また、「故人が亡くなり、家族葬を行った」という情報だけの場合は、頭語は使わないのが一般的ですが、香典返しのお礼状を出す場合は、頭語を使う傾向があります。

家族葬の挨拶状の送り方

家族葬の挨拶状は、亡くなった旨を報告するのと、参列してほしいことを伝えるために送ります。

挨拶状の書き方として、パソコンで書いて印刷する方法と、手で書いて送る方法があります。はがきの送り方には、はがき1枚で送る方法と、封書で送る方法があります。

封書で送ると割高になるので、特に理由がない限りはハガキで送りましょう。封書で送る場合は、一重の奉書封筒を選び、挨拶文は奉書紙に書きます。

封筒の表には毛筆で「御挨拶」、裏には喪主の氏名を書きます。また、四十九日法要の前であれば薄墨を、後であれば濃墨を使用します。

現在では、電子メールで送ることも可能です。電子メールは手早く、多くの人に送ることができます。

しかし、一般的な方法ではないので、特に理由がない限りは、はがきで送るのが安心です。

家族葬の挨拶状を送る相手

故人と親しい人

故人と親しかった人たちに追悼の手紙を送ることは、故人の想い出、感謝の気持ちを伝えるものです。

この手紙は、故人の人生でお世話になった友人、知人、同僚、介護者などに宛てて送ります。

例えば、昔は仲が良かったが音信不通になっている友人や、一度でもお世話になった人に連絡を取ったり、故人にとって仕事上、お世話になった上司に感謝の気持ちを伝えたりすることが大切です。

さらに、故人が生前にお世話になった方には、その後の経過を報告して、感謝の気持ちを伝えるのがマナーとされています。

大切な思い出を共有することで、故人のことを今でも大切に思っていることを示し、生前を思い出してもらうことで、元気をもらえるかもしれません。

年賀状のやり取りがある人

身近な人との人間関係と、故人の人間関係の両方を考えることが大切です。

核家族化が進む現代社会において、故人が喪主と別世帯で暮らしていた場合もあるかもしれません。

そのような場合、エンディングノートや過去3年間の年賀状などのやりとりを探して、亡くなったことを伝えるべき人を特定するとよいでしょう。

一方、年賀状のやりとりが続いていた場合は、喪中はがきでその人たちに連絡を取って、故人の死去や葬儀の内容を伝えるのがよいでしょう。

これは、故人と深い絆で結ばれていた人たちへの感謝の気持ちを表すものです。

喪主の職場

喪中ハガキと一緒になったものや、家族葬の挨拶状を同僚や取引先、上司に送って連絡することが大切です。

連絡する人には、普段から年始の挨拶を交わしている人や、仕事を休むことで迷惑をかけてしまった人にも送るとよいでしょう。

また、勤め先や取引先でお世話になった方々には、葬儀をしたことを報告しておくとよいでしょう。

家族の訃報を報告しなかったり、ハガキを出さなかったりすると、上司にマイナスの印象を与えてしまう可能性があります。

たとえ葬儀が終わった後でも、感謝の気持ちを込めて報告をするのが一番です。

家族葬の挨拶状を送る時期

家族葬では、供物や香典、お花などの不祝儀を受け取らないという人が多く、特に仏教の文化圏においては一般的な慣習となっています。

挨拶状を送る時期は、宗教、家族によって違う場合があります。

仏教では、四十九日の法要の後、あるいは遺骨を埋葬した後に送ることが多いです。これは、故人とのお別れが終わり、きちんと安置されたことを周囲にお知らせするためです。特に、直葬の場合は、一般的に亡くなってから10日以内に送ることが推奨されています。

なるべく早く送りたいものですが、急ぐ必要はありません。それよりも、適切なタイミングで送ることがマナーです。

家族葬の挨拶状についてよくある質問

家族葬の挨拶状の書き方を教えてください

大切な人が亡くなったことを知らせる挨拶状を作成する際には、喪主側の立場からみて、故人との関係を書いてあげることが親切です。亡くなった旨、家族葬をおこなった旨、香典の辞退をする旨、生前お世話になった感謝、日時や喪主の氏名・住所を書きましょう。

家族葬の挨拶状を書くポイントを教えてください

「四」や「九」のように死や不幸を連想させる言葉、「重ね重ね」のように重ね言葉、「死亡」のように生死を直接表現する言葉は避けましょう。句読点を使わない、時候の挨拶は入れないといったマナーも守りましょう。

家族葬の挨拶状を送る相手を教えてください

故人と親しい人、年賀状のやり取りがある人、喪主の職場には送りましょう。たとえ葬儀が終わった後でも報告するのがいちばんです。

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