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一周忌の基本知識・必要な準備について簡単に解説

一周忌とは、故人が亡くなってから一年の日に、法要を執り行うことを指します。一周忌法要は、故人を思い出し、供養することで、遺族が心を落ち着かせることができるとされています。しかし、一周忌法要には、準備やマナーなど様々なことが必要になります。本記事では、一周忌の基本知識や、必要な準備について簡単に解説します。

一周忌とは

一周忌は、故人が亡くなってから1年の節目を指し、故人の命日からちょうど1年後に行われる法要です。この法要は、遺族や親族、友人、知人など故人と親しかった人が参列し、僧侶の読経の後、焼香・食事(お斎:おとき)をするのが一般的です。この法要は、年忌法要の中で最も重要な意味を持ち、忌中よりも長い喪中の期間が終わる節目とされています。命日が平日に当たっていて都合が悪い場合は、日にちをずらすこともできますが、その際は命日の後ではなく前倒しをするのがならわしです。

一周忌法要の準備

法要をいつ行うのかを決める

法要をいつ行うのかを決めることは重要です。一周忌法要は、故人が亡くなってから1年目に当たる日に行われますが、その日が平日で遺族や親族が集まることができない場合には、直前の土曜日や日曜日に行うことも可能です。また、出席する親族などにも確認をとり、日程を決めることも重要です。こうすることで、遺族や親族が集まりやすい日程にし、法要を儀式通りに行うことができるでしょう。さらに、一周忌法要は重要な意味を持っており、忌中の期間が終わる節目であり、故人を思い出し、供養することができます。

一周忌法要をどこで行うかを決める

自宅で行う場合は、故人と親しかった家族や友人が集まりやすく、自分たちのペースで進められるという利点があります。一方で、寺院や斎場で行う場合は、僧侶やスタッフが案内し、法要を行うための準備を手伝ってくれるというメリットがあります。また、お墓が近くにある場合は、そこで行うことも選択肂に入れるべきです。 どの場所を選んでも、故人と親しかった人たちが集まりやすい場所を選び、それぞれに合った方法で法要を行うことが大切です。

招待する人を決める

一周忌法要を招待する人を決めるにあたって、まずは故人と親しかった人を考慮しましょう。遺族や親族はもちろんのこと、故人の知人や友人も招待することで、故人を思い出し、喪に対する慰めを受けることができます。葬儀の際の受付名簿などを参考にして、招待状を作成し、返信用のハガキを同封しましょう。また、招待する人によっては、案内状を個別に郵送することも考慮しましょう。

会食会場を決める

一周忌法要の後、一般的に会食を開きます。会食をする場合は、会場を決めておきましょう。寺院で行う場合は寺院の会館が利用できます。自宅や他の場所で行う場合は近くの料亭やレストランなどでも問題はありません。参列された方が移動しやすいように、なるべく法要を行う場所と近いほうがよいでしょう。会食がなくても失礼にはなりませんが、その場合は引き出物と一緒に酒の小瓶と折詰弁当を用意します。一周忌法要のあとに会食をするかしないかを決めます。会食をする場合には場所を決めます。会食の場所としては「寺院の会館・自宅・近くの料亭やレストラン」などが挙げられます。会食をしなくても失礼にはあたりません。会食を行わない場合には、引き出物と一緒に持ち帰れる「酒の小瓶と折詰弁当」を用意しましょう。

お布施の金額を準備する

一周忌法要を行った後、僧侶に対するお布施の金額を準備することが必要です。お布施は一般的に3万円程度とされています。自宅で行う場合には、お車代を、会食に僧侶が出席しない場合には、御膳料の金額も準備することが必要です。お車代は5,000円から1万円、御膳料は5,000円から2万円が一般的です。

お金を入れる袋は、半紙の中包みに入れたうえで、奉書紙で慶事の上包みの折り方をするのが最もていねいな形ですが、市販の白封筒でもかまいません。ただし、郵便番号欄のない無地のものを選び、表書きは、薄墨ではなく普通の黒の墨で書き、直接手渡しするのではなく、小さなお盆などに載せてお渡しすることで、よりていねいな形です。

引き出物を決める

引き出物は、法要の参列者に渡すもので、その選び方は家族や友人によって異なります。一般的には、消えてなくなるものが好まれるので、石鹸や洗剤、お茶、海苔などが選ばれます。最近では、遠方から来た参列者の荷物にならないように、引き出物をカタログで選んでもらうという方法も増えています。予算は2,000円から5,000円が一般的で、のしには白黒か黄白の結び切り、双眼の結び切りを用い、表書きには「志」や「粗供養」と書きます。引き出物を決める際には、予算や参列者の人数などを考慮し、慎重に選んでください。

卒塔婆を立てるか決める

一周忌法要の準備の中で、お墓に卒塔婆を立てるかどうかを決めることが必要です。卒塔婆は、故人を偲ぶために立てられるもので、一般的には3千円程度かかります。ただし、お寺や地域によっては異なる場合もありますので、事前に確認することをお勧めします。また、浄土真宗など卒塔婆を立てる習慣のない宗派もあるため、お寺に確認を取ることが重要です。

一周忌法要の流れ

一周忌法要は、僧侶が入場し、施主による挨拶が行われます。その後、僧侶の読経、焼香、僧侶の法話が続きます。墓地が近い場合に限り、お墓参りが行われることもあります。施主の挨拶があり、お斎(おとき)と呼ばれる食事が振る舞われます。最後に、施主による終了の挨拶があります。施主は事前に挨拶の内容を考えておき、インターネットなどに挨拶の例文を参考にすることが有効です。

一周忌法要のマナー

施主側のマナー

施主側のマナーについて、基本的には喪服を着用し、仏壇の前には僧侶の席を用意することが必要です。故人との血縁が濃い方が前方の席に座ります。焼香の順番は施主から順番に、前方に座っている人から行います。お布施は通常、法要の終了後に僧侶が退場するタイミングで渡しますが、僧侶が法要後の会食に参加する場合は会食後に渡します。僧侶が会食への招待を辞退された場合は、お布施、お車代、御膳料の3つを合わせて渡します。施主は一周忌法要の最初と最後に挨拶を行うのが一般的です。挨拶の内容を事前に準備し、慌てないようにすることが必要です。

参列者のマナー

一周忌法要に招待されるときは、できるだけ参列するようにし、案内状が届いたら早急に返事を出しましょう。服装は、礼服を着用する必要はありませんが、男性はブラックスーツ、女性は黒いワンピース、アンサンブルスーツなどを着用するようにしましょう。

香典袋については、仏式の場合は「御仏前」「御佛前」「御供物料」などと書かれているものを選び、下段にフルネームを書きましょう。そして、香典の相場は一律ではなく、故人との関係性によって異なります。

一周忌法要に参列する際には、御仏前に供えるために香典を用意しましょう。相場は5,000円から10,000円程度ですが、故人様との関係が深い場合は10,000円以上を供物に支払うこともあります。これは、故人様にとって特別な人だった場合や、故人様の仕事や地位などによって異なります。また、家族の財政状況や、故人様との関係性にもよります。供物の金額は、自分の財政状況に応じて適切なものを選ぶようにしましょう。

一周忌法要の僧侶を手配する時のお布施の相場

一周忌法要の僧侶を手配する場合、お布施の相場は3万円から5万円が一般的です。これは、四十九日法要や新盆法要と同じくらいの額になります。しかし、葬儀にかかるお布施の費用とは大きく異なるので注意しておきましょう。また、一般的に忌明けを迎える一周忌法要までは、お布施の金額が大きくなります。僧侶に読経を依頼するためには、お布施が必要になります。仏式の場合の相場は3万円から5万円の程度ですが、これは一般的な例で、檀家になっているなどお寺との関係によっては、それ以上に支払う場合もあるので、事前に調べておくことが重要です。

一周忌法要の香典

一周忌法要に招待された際には香典や御供を持参することが求められます。その金額は故人との関係性によって異なり、血縁であれば1万円程度、知人や友人であれば5千円程度、故人との関係によって増減します。香典の相場は地域や故人との関係性、親族の考えによって大きく異なります。また、香典の配慮については、音の響きが「死」や「苦」を想起させる4や9の数字は避け、合計が4や9にならないように注意することが必要です。

一周忌法要のお供え

一周忌法要では、故人を思い出し、供養するためのお供えが行われます。これには、生花が最も一般的ですが、線香や蝋燭、菓子類、御茶もお供えされることが多いです。また、お酒やタバコもお供えすることがあります。一周忌法要は、故人の命日から一年後に執り行われ、遺族や故人と関わりの深かった方が行うことが一般的です。参列する際は、お供え物を持参するのが一般的ですが、地域によっては異なるので、周囲に確認することをお勧めします。

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