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喪中の初詣はどうしたらいい?喪中期間の年末年始マナー解説

喪中期間は、家族にとって大変な時期です。その中でも、初詣は喪中の証として大切な儀式のひとつ。そこで、喪中の初詣について、どうしたらいいのか、喪中期間の年末年始におけるマナーについて、詳しく解説します。 どのようにお参りをすれば、お墓に行けるのか、そして喪中のマナーについても解説します。さらに、初詣をする際に気をつけるべきことも紹介します。

初詣の意味や歴史

初詣の意味

新年に行う神社やお寺への参拝のことを初詣といいます。その目的は、旧年の感謝を捧げることや、新しく迎える年が良い年になるように願掛けを神様に行うためです。初詣は「初参り」とも呼ばれていて、新年のスタートを祈願するために行われます。

初詣の歴史

初詣は、新年の始まりに神社やお寺にお参りすることで、来る年の平安無事や無病息災について祈ることを意味します。

昔は、一日の始まりが日が暮れた夕方からだったので、大晦日から元旦の朝の時間にかけて家長が土地の氏神様をまつった神社に泊まり込んで、祈願をする年籠りという行事がおこなわれておりました。

現在の初詣という言葉は、昔からあるわけではなくて、明治時代に鉄道会社が作ったもので、正月に利用客を増やせないかと考えた挙句、宣伝をしたことで広まりました。

忌中と喪中のちがい

「忌中」は故人が冥土で旅をする期間で、「喪中」は遺族や親族が故人を偲び、喪に服する期間です。

忌中は一般的には仏式では法要を営む四十九日、神式では五十日祭、キリスト教であれば一カ月後の召天記念日または五十日祭までとされています。喪中はおおまかには一周忌法要が終わるまでとされていますが、宗教を問わず一年間とされています。

喪中に初詣はいってもいいのか?

喪中の期間中に初詣をしてはいけないという決まりはありませんが、参拝をしても良いとされるタイミングが「忌明け」の後のみとされていることから、初詣はしないほうがいいという意見もあります。地域や家族によって考え方が異なるため、自分の信仰や、家族の意向を考慮しながら選ぶことが重要です。

忌中に初詣はいってもいいのか?

忌中は、神道において、死を穢れとしてとらえるため、神社への初詣は行ってはいけないとされているので、忌明けまでは、神社への初詣は避けることをおすすめします。

忌中の期間は、亡くなった故人との関係性や地域の風習によって日数が異なります。ただし、寺院での初詣は忌中の人でも可能です。忌中だけど初詣がしたい場合は寺院へ行くことを検討しましょう。

喪中に初詣でおみくじを引いてもいいのか

忌中は、死を穢れとして嫌う場所に入ることが禁忌とされています。そのため、神社においてはおみくじを引くことはできません。

しかし、どうしてもおみくじを引きたいという場合は、おみくじができるお寺に行きましょう。

初詣以外に喪中で注意するべき行動

喪中の人は初詣以外にも、新年のご挨拶や正月飾り、新年会などについても注意するべきことがあります。

新年のご挨拶には「喪中葉書」を出して、正月飾りはできるだけ控えるようにし、新年会などはできるだけ断るようにすることが望ましいとされています。結婚式については、忌明けをしていれば挙げることができ、お宮参りや七五三は喪中であっても問題なくお祝いすることができるとされています。

神社とお寺で初詣の考え方が違う

神社とお寺では、初詣の考え方が違います。神道においては、地域の神様にお参りするのが良いとされていますが、決まりではないので、複数の寺社を回っても問題ありません。

仏教においては、自分の干支の守護本尊がまつられているお寺であれば、さらに縁起が良くなるといわれています。

明治以前は神仏習合による信仰が定着しており、明治の初期に神仏分離が行われるようになり、神社と仏閣が分かれましたが、初詣や参拝については、全てが等しく同じ神様であるため、順番はないという考え方が受け継がれているようです。