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香典返しの基本と近年の香典返しの常識を紹介

香典返しは、弔事を終えたことを伝えるために、亡くなった日から30日から50日後に渡すのが一般的です。近年では、香典をいただいたその場で返す「当日返し」も一般的になっていますが、その意味やマナーについて知っておくことが重要です。

とくに、香典返しには、奉書、のし一体型、カードなどの種類があり、どれが適しているかがちがいます。

香典返しとは

香典返しは、お通夜や葬儀で故人にお供えいただいた香典へのお返しであって、それを送ることで、お悔やみしていただいた人たちへ、弔事を滞りなく終えた旨や御礼を伝えるために贈る物です。本来のマナーは喪主が手渡しすることですが、近年では配送することが多くなっております。また、場合によっては香典をもらった葬儀当日に香典返しを手渡すことがあります。

香典返しの基本的なマナー

香典返しは、お葬式などで頂いた香典への感謝の気持ちを伝えるために、品物を贈ることをいいます。基本的には、頂いた香典の額の半額から3分の1程度の金額のものを目安に品物を選ぶのがほとんどです。

お通夜や葬儀が終わった後、忌明け法要後から2週間以内に挨拶状を添えて配送するのが理想的です。忌明けまでに年を越してしまった場合は、命日から35日目を忌明けとして香典返しを贈ることもあります。

香典返しの費用目安

香典返しは、お通夜や葬儀で故人にお供えいただいた香典への感謝の気持ちを伝えるためおこなわれます。通常は、いただいた香典の金額の3分の1から半分程度が目安となって、1万円のお香典をいただいた場合は、5000円程度がお返しの金額となります。香典の金額は人によってちがうので、いくつか品物を用意しておくとよいでしょう。また、親族や身内が高額の香典を包む場合は、お返し品物の金額に固執する必要はありません。

香典返しに適したもの

香典返しに適したものは、「不祝儀を残さない」という意味合いから、食べ物や消耗品といった「消えもの」です。香典返しでよく選ばれているのは、珈琲、調味料、お茶、のり、ジュースなどです。

香典返しの品物としてふさわしくないものには、「四つ足生臭もの」と呼ばれる四足歩行をする動物肉や、生の魚、お酒、鰹節や昆布などがあり、昔から弔事の贈り物としてタブーとされています。香典返しの際には、相手を急かさないように日持ちするものを選ぶようにしましょう。

香典返しを渡すタイミング

香典返しは、弔事を滞りなく終えたことを伝えるために、忌明け(亡くなった日から後40~50日)から贈られます。一般的には、四十九日法要の翌日から1ヵ月以内に渡したり郵送したりします。

ただし、最近では当日返しも一般的になってきています。香典返しは喪主が相手に訪問して持参するのが通常でしたが、核家族化が進み訪問先が遠くなったため、挨拶状やお礼状を添えて郵送することも多くなっています。

香典返しに添えるあいさつ状

お礼状(挨拶状)の種類

香典返しの挨拶状には、最も正式な「奉書」式、「のし一体型」、カジュアルな「カード」式の3つがあります。「奉書」は和紙を使用し、格式に重きをおく場合に用いられます。「のし一体型」は宅配や価格面で優れています。「カード」式は折りたたんだハガキサイズやカードタイプのもので、カジュアルな印象を与えます。高い金額の香典をいただいた親戚や、特に香典返しに添える場合は「奉書」式が適しているとされています。

香典返しに添えるあいさつ状のマナー

香典返しに添えるあいさつ状には、マナーがあります。その中で特に注意することとして、句読点や「ますます」などの繰り返し語を使わないことが挙げられます。また、「拝啓」や「謹啓」といった頭語や結語を使うことで、正式な挨拶をすることが望まれます。

季節の挨拶は入れず、「逝去」は故人に対する敬語であるため、身内には使わないことが望まれます。便箋は一枚、二重封筒は使わないことも挙げられます。地域によっては、濃墨を使うのが一般的ですが、薄墨を使う地域もあるため、周囲の方に確認することが必要です。

お礼状(挨拶状)の構成

お香典のお礼、戒名を授かって四十九日法要が終わったことの報告をしたうえで、故人との生前のお付き合いのお礼や香典返しの品を送る旨、簡略的に書物のあいさつで済ませることへのお詫びを書いて終わりになります。

近年の香典返しの在り方

近年の香典返しの傾向として、小規模な葬儀や家族葬が増えていることが挙げられます。それは、人が集うことが難しくなったためです。一方で、故人への弔いの気持ちを香典に託し、届けたいと思う人もいるといわれています。香典は遺族が辞退するものではないため、気持ちを込めた品物を選び、失礼のないよう先方にお届けすることが大切です。そして、近年では、先方様が選べるカタログギフトを返礼品にお選びいただくお客様が増えてきている