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お供え物を故人様や家族に渡したときに喜んでもらう方法

「お供え物を故人様や家族に渡したときに喜んでもらう方法」という記事では、お供え物とは何か、お供えにおけるマナー、相場、選び方、適していない物、そしてお供え物の後始末についてのポイントを解説しています。葬儀に参加する際に、故人様や家族に喜んでもらえるようにしたい方には必見の記事です。お供え物の選び方や後始末については、葬儀に参加する際に知っておくと便利な情報が満載です。

お供え物 とは

お供え物とは、故人・先祖の供養や、感謝の気持ちが込められた品物です。生前に親しい間柄であった場合や、自分の年齢が高い場合は、現金をお供え物として渡します。故人が生前に好んでいた物をお供えすることもあります。

明かりを灯した仏壇の前で線香をあげ、「五供(ごく)」と呼ばれるお供えや花を添えることが供養の基本です。

「香」の第一の意味は、その香りをご先祖様や仏様に楽しんでいただくことです。またお線香には、お供えをする家族や拝む人自身を清める目的もあります。

故人は、お花の香りも好みます。ですから、亡くなった人の好みに合った季節の花々を飾ってみてください。

灯燭の意味は、世の中全体を照らす光です。そして仏教では、灯燭の明かりに従うことで迷いがなくなっていくとされています。

浄水は、きれいなお水を意味します。「死者は喉が渇く」とされているため、お盆の間は仏壇の水を絶やさないようにしてください。ただしなかには、お供えとしてお水をあげない解釈をする宗派もあります。

お供えのマナー

お供えののし紙の表書き

のし紙は、お供え物を贈る際に使用する紙であり、その表書きにはマナーがあります。一般的には、「御供」と書くことが多いです。これは、故人や先祖に対して感謝の気持ちを捧げるという意味が込められています。現金をお供えする場合は「御供物料」と書きます。

しかし、地域や宗派によって、のし紙の表書きの書き方は異なる場合があるため、その点に注意してください。

のし紙の下部には、贈り主の名前を書きます。名前はフルネームで書き、筆や筆ペンを使用することがマナーです。

また、お葬式の場合は薄墨、お盆やお彼岸の場合は墨で書くことが一般的です。

お供えの水引

水引は、お供え物にかけるのしの結び切りになります。四十九日前(通夜や葬儀)には、水引は結び切りの白黒を選び、表書きは「御霊前」「御供物」「御供」のいずれかを書きます。四十九日以降(法事)には、水引は結び切りの白黒か黄色、あるいは双銀を選び、表書きは「御仏前」「御供物」「御供」のいずれかを書きます。

お盆には、水引は結び切りの黄白を選び、表書きは法事と同じになります。ただし、法事は地域や宗派によって書き方や色の選び方が異なります。そのため、お供え物をする前には、親族や地域の方々に事前に確認しておくことが重要です。また、水引の色も、三回忌までは黄白を使わない地域もあるため、注意が必要です。

お供えの内のしと外のし

また、内のしは、郵送や事前に持参する場合に選ぶことが多いです。これは、お供え物を受け取った家族が、物を開ける時に名前を見ることができるからです。 一方、外のしは、直接お渡しする場合に選ぶことが多いです。これは、当日に多くのお供え物が仏前にお供えされるので、名前が書いてあった方が、誰からの贈り物かわかりやすいためです。 どちらのかけ方を選んでもマナー違反にはならないので、購入先や葬儀会社に確認し、自分に合ったかけ方を選ぶことが大切です。

お供えの渡し方

お供え物は、施主に玄関などで迎えられたタイミングで渡します。お供え物を渡す際は「本日はお招きいただきありがとうございます。こちらを御仏前にお供えください」などの一言を添えて、中身だけを出してください。 お供え物を入れていた紙袋は渡さずに持ち帰りましょう。

お菓子や果物などをお供え物とする場合、紙袋などに入れていくことが多いと思います。その際には、紙袋ごと渡すのではなく、中身だけ出して渡しましょう。紙袋はたたんで持ち帰ります。また風呂敷につつんで持参するとより丁寧です。このときも風呂敷からとりだして、中身だけ渡しましょう。

お供え物は、直接自分たちで仏壇に置かず、かならず施主に手渡すようにしましょう。ただし、仏壇に自分たちでお供えするという地域もあります。そのときは、ほかの方に習ってください。また、入り口などで施主から挨拶があったら、その際、「この度はお招き頂きありがとうございます」などと挨拶をし、香典と一緒にお供え物を渡ししましょう。施主以外の方に渡すことや、黙ったままいきなり仏壇に供えることのないように気を付けましょう。

お供えの相場

お供え物は、法要や弔問時に仏壇に対してお供えするもので、その相場は通常3000円から5000円程度とされています。ただし、地域や家族の慣習によっては品物や金額が異なることもあるため、事前に確認することが必要です。また、お墓参り時のお供え物の相場は、お花や食品を含めると1000円から2000円程度となります。

また、おそなえを購入する際も相場に迷うことがあるかもしれません。一般的には、お香典を別に渡す場合は3,000円から5,000円、渡さない場合は5,000円から10,000円程度が相場

贈るお供え物の選び方

故人様に喜ばれるお供え物を選ぶためには、故人様の好きなものを中心に選ぶことが重要です。お菓子やお花、お線香など、消費できるものが選ばれることが多いです。特に、お菓子はおさがりとして法要の参列者や親族が持ち帰ることもあるため、分けやすく、日持ちするものが喜ばれます。

また、お供え物を購入する際には、賞味期限をきちんと確認することが重要です。仏壇や墓前では冷凍・冷蔵保存ができないため、常温で長持ちするタイプがおすすめです。賞味期限は、少なくても1~2週間以上あるようにしましょう。

量も考慮する必要があります。お供え物は、できるだけ新鮮なままに食べられるように小分けタイプがおすすめです。訪問先によって家族構成が異なります。人数や年齢などによってお供え物の大きさや数を考慮して選ぶことが大切です。

また、訪問先に老若男女問わずいろいろな方が集まる場合は、「おせんべい」や「カステラ」など定番のお菓子が向いています。果物もおすすめです。特に旬の果物は季節を感じさせて、故人に時の流れを伝えることができます。

また、故人が好きだったものや、思い出になるものを選ぶことも大切です。故人が好きだった音楽や映画のDVD、故人が趣味だったスポーツグッズなど、その人の思い出にふさわしいものを選ぶことで、故人を偲ぶことができます。

また、お供え物には、直接的な意味合いを持たないものもあります。 それは、例えば、故人が好きだった香りのキャンドルや、故人が喜んでいただけるであろう風景が描かれた絵葉書などが該当します。

これらのことを考慮して、お供え物を選びましょう。それは、故人を思う気持ちを伝えるだけでなく、訪問先の方々にも喜んでいただけるものを選ぶことが大切です。

お供え物として適していない物

お供え物を選ぶ際には、香りの強いものは避けるようにしましょう。仏教では、「仏さまは食べ物や飲み物の香りを食べる」と言われているためです。バラのような香りの強い花やニンニクやネギを使った香りの強すぎる食品は、故人にも刺激が強すぎるため、お供え物としてはふさわしくありません。

また、仏壇にお供えしてはいけない物として、五辛(ごしん)が挙げられます。五辛とは、文字にあるように「5つの辛い物」です。仏教では、「にら」「にんにく」「ねぎ」「らっきょう」「のびる」の5つの植物や野菜のことを指します。これらはすべて情欲や怒りを増幅させる植物とされ、禁忌の野菜と言われています。

仏教の教えから見た場合に仏壇にお供えしてはダメなものとして、肉や魚もその代表です。肉や魚は生命を宿す動物であり、「無益な殺生をしてはいけない」とされているためです。お供え物を選ぶ際には、仏教の教えを考慮し、適していない物を避けるようにしましょう。

覚えておきたい!お供え物の後始末

お供え物は、故人を思い出す瞬間として重要な存在です。ですが、その後の後始末については多くの人が悩んでいます。お菓子や果物はお下がりとして皆でいただくのが一般的です。また、昔は「精霊流し」といって、許可されている地域では盆船にのせて海や川に流していましたが、現在は規制もあり難しくなってきています。近所の公園や神社、お寺などでお焚き上げをしてくれることもありますので、自治体などに問い合わせてみるのもよいでしょう。

飲食のお供え物は、墓前でいただくのも一つの供養方法です。古くはお墓参りのお供え物は持ち帰らないとされていましたが、今でもそう考える方もいます。しかし、食べ物や飲み物を置いたままだと、腐ったり動物に荒らされたりして、墓石が傷むこともあります。お供えした飲食で残ったものは、すべて持ち帰ることをおすすめします。

お供え物を持ち帰った後、再び仏壇に供えることは、信心深い方によってはよくないと考えられることもあります。気になる方は、親戚やご家族に確認してみるとよいでしょう。

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